｢男装したら数日でバレて、国王陛下に溺愛されています｣のレビュー・感想

双子とはいえ年頃の女性が男装したらわかるでしょ！と序盤から突っ込みたかった。
二人がくっついてハッピーエンドなのはよかったけど、祖父に諭されたとはいえ側室問題も根本的には解決しないまま物語が終わってしまったのですっきりしない。コミカライズされた際に省略されてしまったのかな？原作はどうなんだろう？と気になってしまった。

キャラクターの絵自体はキレイで見やすく好感が持てました。ただストーリーがあまり入ってこず、画面の見せかたの相性がわたしに合わなかったのかもしれません。

ライバル令嬢に認められるきっかけの事件が、あまりにも唐突だし、主人公こんなことするキャラだっけ？と違和感感じた。

あと、双子の兄との美人兄妹でのダンスシーンとかあったら眼福だったかも。

陛下の甘々なところは良かった。

出てくる人たちの感情の変化に理由がないから
読んでいてドキドキというより、え？なんで？
突然そうなる？というツッコミを入れながら読んでしまった。

幾らファンタジーと割り切っても突っ込みどころが多過ぎて個人的には合わなかったです。
深く読み込む読者には受け入れられないでしょうね。
加えてこれは漫画家さんの技量の問題でしょうが仕草や表情体付き等々どう見ても女にしか見えないのに男のフリは無理でしょう。
まぁ絵はそれなりに綺麗なので加点1。

男装はすぐにバレると思うので、ファンタジーだなぁ…という思いながら読むのをおすすめします。まぁ、普通かな？