｢妊活主婦の恋人｣のレビュー・感想

妊活って子供が出来たらもっと夫婦関係悪くなるのに。嘘ばかり。

妊活に臨む夫婦のリアルが、ドラマみたいに描かれてます。本当にドラマ化されそう。

16巻まで読みました。
私は後味が悪かったです。
タイトル通り、妊活してる主婦の恋人の域を出ることはなかったんだなーと思いました。　
途中で読むのを止めときゃ良かった。　
ダンナのもとに戻っても、子供が出来るかどうかなんて分からないのに…

ずっと好きで更新の度に購入してましたが…結局元通りで幸せにならないラストで心底凹みました…。。。結局離婚して恋心よりも種のあるモラハラ夫なんだ…辛い。不妊なんてなければなあと祈りつつ読み返す気にはなれず。

妊活という名の呪いに、子どものいる未来に執着せざるをえなかった呪いに、かかったことにある人なら、きっと胸のどこかがチクッと痛くなるような漫画だったんじゃないかな、と思いました。

子どものいる未来と、相思相愛の夫婦である未来、どちらも手に入れることの難しさ、それを続けていくことの難しさ、
どちらも手に入れられると思っていた不倫関係になった当初の主人公に
とてもイライラしてしまった、けれど
最終的にはやっぱり、どちらも手に入れる事の難しさを　ある意味描けてたのかも？と思いました。

なかなか難しいですね、妊活、不倫、夫婦関係…
考えさせられました。

女だからって、当たり前のように結婚したら子ども産むなんて間違ってる。

子どもがいても幸せになるとは限らない。
夫婦仲か良くないと結局、自分も相手も子どもだって幸せにはなれないから…

子育てする時期なんて気がつけばすぐ終わってしまう。
夫婦仲が良くないと子どもが成長した後の孤独の方がもっと辛いもの。主人公は彼と第二の人生歩んでほしかったな…

なんちゃら活と気軽に言えないと思う妊活
結果 妊活離婚なんてなったら本末転倒
それくらいセンシティブな問題
夫婦間の関係も崩れ、周りの子持ちさんに対する
苛立ち、妬みもあるだろうと思う
悩んでる間に時間が過ぎてくことに焦る
ものすごい悪循環と惨めで寂しい気持ちは
経験した人にしか完全にはわからないけど
話を聞いたきっかけに 子供は？とか早く作りなよーとか
簡単に言ったらいけないんだなって。
若くして妊活に悩んでる人も沢山いる
精神、肉体的に辛い治療になったりして
しんどい事も話しを聞くまではそんなものとは
全く知らず 妊娠って結構難しいんだと再認識
妊活という言葉が残酷に聞こえる･･･
病みすぎて妊婦さんに脚引っ掛けたりしちゃうのは
ダメだけどね。
子供がほしいという夫婦の強い気持ちが大切で
悩んでる夫婦に明るい未来があると良いです。
少子化に悩む国の割には 出産までの検診費用等
お金がかかり過ぎる。最初から軽減されるなら
もっと子供もふえるのでは？
そこをなんとかしろとは思う。
このダンナからのケアが足りない。
寄り添える誰ががほしくなるのもわかる。

執着に囚われたある種の精神病ホラー漫画だった
終始イライラするけどなんやかんや続きが気になり読了してしまったので星4です

主人公がひたすらイライラ。
バカみたい。

この話は単なる妊活とそれにまつわる夫婦の物語(この夫婦の場合、夫がモラハラのクソ野郎)ではなくて、主人公の生い立ちによるトラウマの克服なしには解決しえない物語のようです。
なのでクリニック先で出会った他人の夫と恋に落ちて駆け落ちまでするのですが、それでハッピーエンドには至らず、過去のトラウマによってモラハラ夫の元に呼び戻されてしまう、という１６巻まで読んでまた振り出しに戻ってしまいました。
ここから追加要素があるのか、トラウマを克服して恋人と一緒になるのか、夫と幸せになるのか、夫と不幸せになるのか、このようにこの先のストーリーを考えていくと誰と一緒になっても幸せになったり不幸せになったり、先のことはわかりません。が、一つ言えるのは自分が強く幸せを願いそのように行動しない限り幸せにはなり得ない、ということでしょうか。
この主人公はそんな大事なことにまだ気づいていないようです。

幸せ、幸せ、といって気持ち悪いのですが、笑、主人公のトラウマを具現化した少女期の主人公が一番望んでいるのがお母さんになった自分がいかに幸せであるか、に重きを置いているのでそのように理解しました。
（真面目か〜wwww）

今までずっと迷い続けて結局不倫相手より子供を欲しいと言う自分の気持ちに負けて元の場所に戻ってるのをみて驚いた…どうして旦那の所なんかに戻るのか理解できない。離婚して新しい人でも探せばいいのに。変な行動力ばかりある主人公に違和感を覚えるよ。

結婚した後、愛情も大事だけど、１人の人間としてお互い向き合うことができるかどうか、なんだろうな。仕事や、親のことや、いろんなことを、お互い思いやって、歩いていけたら、いいのにね。この後どうなるか、気になる。

不妊、不倫、今の時代を象徴するような内容です。不倫って、全部が全部下品な訳ではないと思う。この物語の2人のように、普通の恋より純粋なものもあると思うのです。

私は４人も子供がいるけど、共感する所や、同じよに普段モヤモヤ感じている所はたくさんありました。子供が出来なくて悩んでいる方にとっては、贅沢な悩みと思われるかもしれませんが...とても考えさせられる作品です。

昨今社会的に、むやみやたらに虐待で命を落とす子供たちの　何と多いことか。

ただ、『欲しくても授からない処』にとって『授かりさえすればいいの？』って事にも言及し、提議する作品だと感じました。

産む側、産ませる側、その他の一時期な感情ではなく、産まれて来る子供たちが幸いである事を願ってやみません。