｢ぼのぼの｣のレビュー・感想

ぼのぼのの魅力は、ストーリーとか物語としての壮大さにあらず。
とにかく、キャラクターがかわいい。ザ・癒し系のぼのぼの、切れ者のシマリスちゃん、俺様だけどやさしいアライグマくん、３人を中心に描かれたストーリーは、４コマでシンプルに見やすい。セリフも少なく、（多いときもあるけど）シュールさに１ミリだけ暖かさがあり、サクサク読めて癖になります。がっつり読書モードの時ではなく、寝る前の癒しタイムにぜひ一読を！

30年間も続いているこのマンガのこと、知っていますか？
30年ってことはちょうど私と同い年くらいっていうことか…久々に読み返してみたのですが、さすが、何十年も続いているだけあって、色あせない面白さがあります。
「哲学的」「シュール」などと形容されることが多い本作ですが、身構える必要はありません。私にとっては単純に「なんかかわいい」「癒される」マンガです。

長きに渡り、多くの人々から愛されている『ぼのぼの』は、まさに癒し系4コママンガの代表作と言っても過言ではありません！
ぼのぼのとリスくん、アライグマくんの個性的なキャラクターも魅力的です。特に動きがあるわけじゃないのに、一度読むと止められないのは何でだろう？
ぼのぼのの顔を見ているだけで、疲れた心も洗われちゃいます☆

なんでもない、何も起こらない動物たちの日常。それがシュールすぎて笑える！
不思議好きのラッコ・ぼのぼのを筆頭に、いじめっ子のアライグマくん、オネエ言葉のシマリスくんなどゆるキャラのオンパレード！
何も考えたくないけどボーッと何かを読みたいときには最高の一冊です。

個性豊かなキャラ達の、のんびり平和な日常を描いたほのぼのストーリー。
シュールで ゆるゆるなセンスの良いギャグの合間に哲学的なセリフも多く、時折考えさせられます。独特の世界観がクセになる!
いつ読んでもほのぼのとした気持ちになれるので、のんびりした雰囲気を欲する人におススメ!
そして、なによりもしまっちゃうおじさんの存在感ハンパ無い。