｢終末のワルキューレ｣のレビュー・感想

歴史に全く詳しくないので「そんなことがあったんだー、この人こんなひとだったんだー」と単純にワクワクしながら読んでます。

神と人間のガチバトル！
ギリシャ神話や三國志などの登場人物、神の歴史も学びつつ、ありえない次元の技の応酬がほんとに熱い。
それでいてバックボーンしっかりしてるから人間側だけでなく神側にも肩入れしてしまう。
バトル好きなら読むべき。

神vs神なら面白そうだけど、神vs人間なんてB級コメディでない限り人間側に勝ち目無いでしょ。アレスならともかくトールなんて一撃で山を窪ませるし、ゼウスなんて山を投げるし、カーリーに至っては踊っただけで世界が滅亡しかけたんだが。あとトールハンマーは一撃で艦隊をほぼ壊滅させるだろ。神があまりにも弱く描かれ過ぎて話にならない。絶望的な実力差を知略で補う内容でも無さそうだし、ただの俺TUEEE系？あと三国志の人物を「姓名字名」で表記するのはやめて欲しかった。「姓名」か「姓字名」でしょ？諸葛孔明とか劉玄徳を諸葛亮孔明とか劉備玄徳と書かれると途端に安っぽさが漂うと思う。神話も歴史も好きなので、ただひたすらに残念。

バトル描写は迫力あるけど、人選と神選の基準でたらめ過ぎない？これあらゆる人種の信仰と文化と歴史にケンカ押し売りしてるよ。
先の巻になるけどアダムなんて長寿位しか聖書に描写ないじゃん。それを神やら天使やらと格闘した伝説があるヤコブって聖者差し置いて出してるし。
少年漫画なら笑えるけど、これ青年漫画だよね？神話や伝説を調べて読者の好奇心くすぐってくれる話にしてくれないのが残念です。
今からでも対決人選やり直しできそうなんで甘めに星三つにしました。
あと人類七〇〇万年って、水増しし過ぎでは？今の人類って基本的に猿人やらの直系の子孫ではなく分岐して進化してきたんだし、ホモサピエンスかネアンデルタール誕生から数えるべきです。

神VS偉人。こんなにも燃える設定ありますか？
久々にど真ん中のバトル漫画を読みました！

これからの展開が非常に気になる、いま一番期待の作品です！

全世界の神VS偉人、武人、傑人？？ん？だったけど

キングダム・進撃の巨人・ハンター✕ハンターとか歴史好きな人はたまらない


努力で天才を上回れ系に飽きた人にもオススメ