終わっても、ずっと続く物語
どんな人にも物語があって、その愛の終わりも続きかたも
色々なかたちがあって良いんだよな、、と
切なくもじんわりと涙の滲む作品でした。
はると、りお、二人の物語だけでなく
出てきた人たち皆それぞれへの「愛」が丁寧に描かれていて
お互いを大事に大事に想って、静かに気持ちを紡いでいく、、そんなお話に思えました。
末尾にねねさんの学生時代のお話と、シェアハウスのエピローグがあります。
個人的には、はるに対するねねさんの愛情と接し方が好きだったので、最後にねねさんのお話も読めて良かったです。