小林裕美子の作品一覧・作者情報

小林裕美子作品のレビュー

  • 親を、どうする? 介護の心編のレビュー
    リンゴさん
    4.0

    姥捨山に反応している方たち

    気を害されている方もいらっしゃるようですが色々なご家族がいるのは勿論ですが、年老いて不安になった時に家族のそばで暮らせるというのは何ものにも変えがたい安心ではないでしょうか。
    うちは両親を家で看取りました。その姿を子供も孫も見ています。年寄りを邪魔者扱いするのでは無く家族として紆余曲折ありながらも受け入れる、それがせめて子や孫に伝わっていれば幸いです。
    それが出来なかった方はしょうがないと開き直るのでは無く、心に何かを抱えて生きていくのが筋では無いでしょうか。預けられる環境に感謝し周りの状況にももっと感謝出来るのでは?
    2020/05/11
  • 親を、どうする? 介護の心編のレビュー
    S子、オーストラリア在住の整形ブログ
    5.0
    うちの祖父母もデイサービスに通っているので、とても興味深い漫画だった。
    自分も近親者の手を煩わせるよりも、お金を払ってプロにケアしてほしいと思う。
    2020/02/18
  • 親を、どうする? 介護の心編のレビュー
    ブドウさん
    2.0
    老人ホームを「姥捨山」。入居を考えたことを「捨てようとしてごめんね」。お互いの合意のもとホームを利用することになった家族の方に失礼すぎる。イライラしながら、それも素人が自宅で死ぬまで介護することがそんなに偉いのですか? 自伝的な漫画かもしれませんが、読み手がいる以上 作者の表現が介護にたずさわる人々を傷つけることもありますよ。私は不快でした。
    2019/10/25
  • 親を、どうする? 介護の心編のレビュー
    多恵
    2.0

    介護施設入居=見捨てるに違和感

    老人ホームは姥捨て山。昔の感覚でしょうか。
    家で疲弊しながら介護をするより施設でプロに介護してもらうことの方がお互い幸せなこともあります。
    施設にいれることは必ずしも「見捨てること」ではありません。介護士として見捨てる…と何度も出てきたのがとても悲しかったです。(中には全く面会など来ず、まさに「見捨てられた」状態の方がいるのも事実ではありますが)
    施設に入れるか在宅介護をするのか、家族はとても悩み、施設に入れたことをとても後悔する人もいます。けど、施設=親を捨てるんじゃないんですよ。介護する側にも生活、守らなければならないものが親以外にもある。(子供や家庭)出来る限りのことをして、体や心が壊れるくらいなら施設でゆったり生活してもらう方が幸せなこともあります。
    内容はとてもリアリティーのあるいい作品だと思うだけに、この表現がとても残念でした。
    2017/08/18