リンゴさん
5.0
時代に先駆けて、デリケートで難しい主題に、正面から取り組まれた作者様の姿勢に、脱帽です。
苅野くん達との同窓会(最終巻、番外編)で、確かで揺るぎない、思い出の6年2組という、「帰る場所」がある素晴らしさを痛感しました。
無償の愛と肯定と受容にみちみちた家族と、共に育て合う初等教育がこうであったなら、その子それぞれの良い資質は、限りなく伸ばして行けるかのかもしれない。
さまざまな問題提起が含まれ、現実はなかなかこんなふうにはならないとしても、一度は全巻通読お薦めの、名作です。
苅野くん達との同窓会(最終巻、番外編)で、確かで揺るぎない、思い出の6年2組という、「帰る場所」がある素晴らしさを痛感しました。
無償の愛と肯定と受容にみちみちた家族と、共に育て合う初等教育がこうであったなら、その子それぞれの良い資質は、限りなく伸ばして行けるかのかもしれない。
さまざまな問題提起が含まれ、現実はなかなかこんなふうにはならないとしても、一度は全巻通読お薦めの、名作です。
2021/10/15