まぁ普通かな
辺境貧乏貴族八男転生(憑依)。この手の作品としては老舗の部類か。幼少期から魔力の訓練をしたら強くなって、強い師匠の指導で更に強くなった上に何もかももらって、人生イージーモード。こう書くとシンプルだが描写がまどろっこしく爽快感はあまりないし盛り上がりにも欠ける。文章も変とか下手ではないが洗練されていない感があり、時々洋画の謎翻訳みたいになる。「俺って、この子に危機感を抱かせちまったか?」とか。トータルでは、今読むと正直微妙ではあるものの、それでいてなろう界隈の隆盛に貢献した作品だろうという納得もある。