どの話も涙無しでは読めなかった。
人の死が絡むと当たり前に悲しいのだけど。
この本1冊を通してその悲しみはそれぞれのストーリーの、
後悔に終わるラストに涙してるのか、
そこにある不器用な友情の美しさに感動して涙してるのか…
自分の感情に名前をつけられないけど、
死んじゃう前に何とか出来ることは何とかしておけば…、死んじゃったら会えないじゃん、真実も聞けないし、お礼も言えない。
どの話も主人公と後悔の念を共有するストーリーで、バッドエンドかもしれないけど、購入したことに後悔はないです。