深い、重い、でも面白い!
どこまでがリアルなのかは素人の私には分かりませんが、まずは一つ一つのエピソードや人物像がとても掘り下げられていて、深いです。医療側も、患者側も。
医療もの、特に病理が扱う案件と言うことで重たい話も多いですが、とてもバランスの良い三人三様の病理部のメンバー、そして周りの人々、その葛藤やちょいちょい挟まれるネタに、重くなり過ぎず、前向きに読める漫画だと思いました。
最近、家族も自分もこういった病院にお世話になることが多かったので、なるほどあの時、生検で取られた細胞はこうやって判断されてるのか……なんて思いながら、見てくれたのが岸先生みたいな人だったら嬉しいななんて思いながら読みました。
改めて、日本の医療の有り難さ歪さを感じながら、患者側もしっかり考えねばなと。
真面目に書きましたが、とにかく面白いので、医療ものお好きな方にはめっちゃくちゃおすすめです!!!