あらすじΩであることを隠し、βと偽って過ごしている月白百(つきしろ もも)は、フリーのΩだけが利用できる『デリヘルα』の噂を耳にする。 『そんなもの、自分には関係ない――』 いつも突っかかってくるいけ好かないαの橋爪椎(はしづめ しい)に勝つため、強力な抑制剤を飲み続けていた月白。 だがしかし、抑制剤を過剰摂取していたせいでとある副作用が出てしまっていることが家族にバレてしまい、抑制剤の使用禁止を言い渡されてしまう。 初めて迎えたヒートの中、αを欲するΩの本能に苦しむ月白はとうとう『デリヘルα』に手を出してしまうが、目の前に現れたαは――「「お、お前かよッ!!!!」」
バナナさん通報5.0完全抑制剤とは思い切った設定。アルファのデリヘルってのも面白い。オメガバース世界を上手く使った逆説設定。その中で運命の番を探していくストーリー。惜しいのは、運命の番って確信した瞬間がなかなかにぼやっとしてたとこ。親接触があったのに番った後の親接触がなかったのも物足りなさのひとつ。2020/03/03いいね(1)