子爵ヴァルモン 2

全巻(1-2巻 完結)

子爵ヴァルモン 2

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パリ社交界のスキャンダルを描いたラクロの古典的名作『危険な関係』を、 この作品をこよなく愛する、さいとうちほが独自の解釈で完全コミカライズ! 「愛して、征服して、捨て去ること」 それは稀代のプレイボーイ、トリスタン・ド・ヴァルモン子爵にとって、 自由を唯一の友とする放蕩者(リベルタン)としての最高のプライド。 そんな彼の甘い罠の標的となったのは、 清純な美少女セシル、敬虔なトゥールベル法院長夫人、 そして盟友でもあるメルトイユ公爵夫人という、 年齢もタイプも異なる3人の女性たちだった。 しかしこの危険なゲームは、次第に彼自身にもその刃を向け始め…? はたしてゲームの勝者は? そして真の勝利とは…? 男と女。愛と自由。欲望と純愛。 現代にも通じる普遍的なテーマが、新たな息吹とともに鮮やかに甦る!
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あらすじ

パリ社交界のスキャンダルを描いたラクロの古典的名作『危険な関係』を、 この作品をこよなく愛する、さいとうちほが独自の解釈で完全コミカライズ! 「愛して、征服して、捨て去ること」 それは稀代のプレイボーイ、トリスタン・ド・ヴァルモン子爵にとって、 自由を唯一の友とする放蕩者(リベルタン)としての最高のプライド。 そんな彼の甘い罠の標的となったのは、 清純な美少女セシル、敬虔なトゥールベル法院長夫人、 そして盟友でもあるメルトイユ公爵夫人という、 年齢もタイプも異なる3人の女性たちだった。 しかしこの危険なゲームは、次第に彼自身にもその刃を向け始め…? はたしてゲームの勝者は? そして真の勝利とは…? 男と女。愛と自由。欲望と純愛。 現代にも通じる普遍的なテーマが、新たな息吹とともに鮮やかに甦る!

子爵ヴァルモンのレビュー

  • バナナさん
    4.0
    フランス貴族の恋愛ゲーム、
    別世界の人たちの話なので共感は出来ないけど
    駆け引きなど人間の裏がわをみた感じ、
    絵も綺麗でストーリーもしっかりしていて
    よかったです
    ただ読後感は…ドロドロでしたが…
    読んでハッピーになれたりワクワクする漫画ではないので要注意、
    原作はフランスの作家、
    よく描ききれたと思いました
    2022/03/15
  • 歌乃
    2.0

    男と女の愛憎劇

    当時の小説を元に作られた漫画です。男女の駆け引きから、人の気持ちを利用した、誠実な愛‥一切出てこない、愛憎劇です。

    うら若き乙女がそのゲームに利用され、翻弄され、読んでいて、つらくなります。社交界の裏はこんな風になっている‥という想像がとてもでき、よくわかります。原作者が男の人だからなのかな?と思うふしもあります。

    なかなか壮絶で、誰も幸せにならない‥という教訓めいたお話です。
    2020/07/27