あらすじいじめによって家族を奪われた女が別人に生まれ変わり、地獄の復讐に身を投じる!! 昭和20年、太平洋戦争が終わりかけていた時代、樺太(からふと)で生まれ育った少女・市村ハナは、醜い容姿のため女学校で凄惨ないじめを受けていた。いじめのリーダー格は大会社の令嬢・高嶋津絢子。彼女によって泥棒の濡れ衣を着せられたハナは、退学に追い込まれてしまい……!? ※この作品は『ストーリーな女たち Vol.21』に収録されています。重複購入にご注意ください。
バナナさん通報5.0続きが気になる復讐劇今の時代も同じで『虐め』は無くならない。『虐められる方も悪い』なんて言う人もいる中で。。。個人的に『虐める方が確実に悪い』です!今の時代なら許される事が出来ない復讐ですが、戦後時代の話しなので色々と考えさせられる復讐の仕方?です。最後まで読み続けたかったのですが。。。値段が上がったので購入悩んでます。100ならポイント貯まったら、この作品だけ、購入します。でも150ですので100を購入してました。150までなら何とか購入しようと思ってカードのポイント使ってましたが、そのポイントも無くなるので。200に上げられたのは凄く残念です。貯まったらいつか諦めてなければ購入したいと思います。2023/03/23いいね
オリーブさん通報4.0かつてのいじめっ子だがサチはかつてハナに酷いいじめを行っていたグループの1人ですが、うっかり罪を犯した後でも罪悪感に押し潰されそうになったりと、悪人にはなり切れない所がリアルですね。サスペンスシーンがありますが、「サイコパスではない作家が考えたサイコパスキャラ」という感じがします。私の勝手なイメージですが、本物のサイコパスは顔色一つ変えずに非道なことをすると思っているので。「サイコパスという自覚が本人には全く無い」といった描き方なら本物っぽいかな?サチは息子と再会できるのか気になる所。2022/06/28いいね
ema通報5.0美しいまでの復讐:頭が良くなければできないストーリーの連続サディストか?と呼ばれてしまいそうですが、私は、復讐物が大好きです。なぜって?ストーリーの連続だから。特に、このお話は、お金持ちと貧乏人、また美人と不美人という、ありきたりなコントラストから読み取れるストーリーかと思いきや、長丁場でも、全く飽きさせない。次から次へと背筋が冷たくなるほど、冷徹な復讐を繰り広げていきます。また時代背景もミステリアスを掻き立て、残酷さが神々しくも思える展開。主人公を貶めた人物らが次々と非業な状況に。。。謎の医師の助けにより新しい人生(顔)を得た主人公が繰り広げる悲しいけれど、心の奥からスッとする復讐劇。お薦めです。2020/07/25いいね(5)