声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~ 2

既刊(1-26巻)

声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~ 2

4.5
41
600
明治後期、瀬戸内海の伊之島で生まれ育った活発な少女・チヌ。母はなく、幼いころから父親と、美しい姉・サヨリとともに暮らしていた。ある時、父が死に、姉妹は人買いの競りにかけられる。サヨリは高値で女衒に売られ、チヌは下層遊郭の「須賀屋」へ売られた。生きていればいつか姉に会えると希望を持つチヌだったが、初めて客を取らされた夜、絶望し、自殺しようとしたところを大地主の青年・公三郎に助けられる。何事にも執着しない生き方をする彼だったが、チヌの天真爛漫な性格に惹かれていく。その後、チヌの見世はつぶれ、大店「東陽楼」で働くことになる。東陽楼の女たちは、チヌが公三郎に気に入られていることに嫉妬し、彼女を追い出そうと目論むが、仲間を思うチヌの心意気や仕事への気概を認め、受け入れるのだった。
作品情報
600
声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~ 2

声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~ 2

600

通知管理

通知管理を見る

声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~の作品情報

あらすじ

明治後期、瀬戸内海の伊之島で生まれ育った活発な少女・チヌ。母はなく、幼いころから父親と、美しい姉・サヨリとともに暮らしていた。ある時、父が死に、姉妹は人買いの競りにかけられる。サヨリは高値で女衒に売られ、チヌは下層遊郭の「須賀屋」へ売られた。生きていればいつか姉に会えると希望を持つチヌだったが、初めて客を取らされた夜、絶望し、自殺しようとしたところを大地主の青年・公三郎に助けられる。何事にも執着しない生き方をする彼だったが、チヌの天真爛漫な性格に惹かれていく。その後、チヌの見世はつぶれ、大店「東陽楼」で働くことになる。東陽楼の女たちは、チヌが公三郎に気に入られていることに嫉妬し、彼女を追い出そうと目論むが、仲間を思うチヌの心意気や仕事への気概を認め、受け入れるのだった。

声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~のレビュー

  • モモさん
    5.0
    ちぬちゃんは健気で人を疑わず、まっすぐ直向きで、美人じゃなくてもとても素敵な女の子です。
    2023/09/23
  • いも栗かぼちゃ
    5.0

    なんと無く読んでみるとハマってしまう

    最初は何気に興味本意で読んでみたら面白くてハマってしまいました
    幼い姉妹が境遇や時代に翻弄され過酷な運命へと流されますが姉と妹はバラバラに買われ、どちらも辛い環境に置かれます
    この時代に親をなくすとどうなるか貧困だとどうなるか、特にこのマンガではこの時代に生きた女性の人生の過酷さを考えさせられます
    なんだか重い内容のように書いてしまいましたが結構サクサク読めるので気軽に読んでみてほしいです
    2023/05/04
  • バナナさん
    5.0
    辛い環境にいても前向きに真っ直ぐに生きるちぬちゃんにとても勇気をもらえます
    2023/02/25
  • applecat73
    3.0
    半ば頃から若様や後藤田の言動がかっこいい。漫画とは思いつつこんな人いたらなあと子供みたいに思ってまう笑
    2022/08/18
  • オリーブさん
    3.0

    読みやすい遊郭もの

    遊郭ものは衣装が綺麗なのでよく読むけど、これはあんまりドロドロしてなくて読みやすい。チヌと若様がどうなるか楽しみです。
    2020/09/23

声なきものの唄~瀬戸内の女郎小屋~

を好きな人におすすめなタグ

編集部PICKUPシーン