あらすじこの世はヒト知れぬ生命に溢れている――。狩房(かりぶさ)家に代々仕える蟲師・薬袋(みない)家。最古の蟲師一派であるこの一族からは、時折『何かが欠落した者』が出るという。知己・狩房淡幽(かりぶさ たんゆう)より、山の異変調査に出向いた薬袋家当主・クマドの手助けを頼まれたギンコは、共同捜査を開始するが……。蟲師となる事を宿命付けられた一族ゆえに背負う過酷な運命……、深い業……。
バナナさん通報5.0とても心に残る作品です。主人公は必ずしも人に対してのヒーローではなく、蟲というそこにあるものをあるがまま受け入れ、人の手にあまるものには警告する。共存を模索しているところが深いなぁと思いました。2023/05/03いいね