惡の華(3)

全巻(1-11巻 完結)

惡の華(3)

3.7
20
500
真夜中に学校へ忍びこみ、自分たちの教室を“クソムシの海”にした春日(かすが)と仲村(なかむら)。高揚した一夜が明け、犯人だとバレる覚悟で春日は登校するが、偶然が重なり、変質者の仕業ということで片付けられる。だが、プレッシャーに耐えられず苦しむ春日。さらに、本当は春日が犯人であることが、彼女である佐伯(さえき)にバレてしまう!! 「別れよう」佐伯に言う春日だが、彼女が出した衝撃的な答えとは……!?
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あらすじ

真夜中に学校へ忍びこみ、自分たちの教室を“クソムシの海”にした春日(かすが)と仲村(なかむら)。高揚した一夜が明け、犯人だとバレる覚悟で春日は登校するが、偶然が重なり、変質者の仕業ということで片付けられる。だが、プレッシャーに耐えられず苦しむ春日。さらに、本当は春日が犯人であることが、彼女である佐伯(さえき)にバレてしまう!! 「別れよう」佐伯に言う春日だが、彼女が出した衝撃的な答えとは……!?

惡の華のレビュー

  • ブドウさん
    5.0

    間違いなく傑作。

    10代の思春期を描いた作品の中でも作品の完成度は群を抜いていると感じる。ヒリヒリとした言い様のない渇き、行き場のない苦しさ葛藤、誰にも話せない迷いや孤独等、心を深くえぐられてきます
    2023/10/02
  • メランコリニスタ
    5.0

    なぜか惹かれる

    頭のおかしい人でもかわいかったら魅力的にうつってしまう、そんな女性が仲村さんです。
    仲村さんみたいな人が周りにいたら学生時代間違いなく惚れてた、、そして人生狂わされてました。
    押見修造のえぐい魅力が存分に出てる作品。
    2022/03/20
  • ブドウさん
    5.0

    自分の思春期を思い出す

    小さな町で感じる閉塞感、
    私は「何者」かであるという信念、
    それを晒されそうになった時の、
    それぞれの本心が、
    非現実的に思えつつも、
    共感できてしまう。
    私も本当はこんなえぐいことを考えていたのかもしれない、そんなことを考えさせられます。

    ふと、読み返したくなるマンガ。
    2018/11/30
  • ブドウさん
    3.0

    鬱々とした読後感

    万人向けの内容ではありません。
    鬱々とした読後感が漂う作品。
    心の裏側が淡々と描かれています。
    思春期の闇が悪い方向へ、悪い方向へと展開。
    陰鬱な展開のお好きな方向けの作品。
    2018/08/20
  • 十六夜
    5.0

    絶対に最悪な結末が見えて嫌だ。

    好き嫌いが分かれる作品だと思います。
    2018/08/20