まいりました、先輩（10）

こういう恋愛をしたいなってすごく思います。ゆるく、でもお互い愛し合ってるのが素敵です。

無料で3巻まで読んで、面白かったから最終巻まで一気買いしました。結果として、可もなく不可もなく。

様々な葛藤を乗り越え、お互いを想い合う描写は丁寧に描かれています。ただちょっと主人公がいい子ちゃんすぎるかな？でもそういう子もいるしね。

他の方も書かれているように、初体験を学校で…というのは、よく編集部でオッケーが出たなぁと。終わり方に賛否あるのは仕方ないですが、なんだか中途半端なところだなぁとは思いました。

それよりなにより、絵の変化が気になりました。長期でやっていれば1巻と最終巻で絵が変わるのは慣れっこですが、作者の体調を心配するレベルです。最終話のラストの大ゴマ、主人公の手が気になって気になって！ラストシーンなのに手ばっかり見ちゃいました。
樋口先輩の告白シーンで流す涙のタッチもちょっと…?あ、樋口先輩と写真撮った時、腕を組んだ理由はなんだろう？あざとすぎかな〜。

細かいところは色々気になりましたが、全体的に高校生っていいな青春したいな、と思わせるようなフレッシュ感で楽しめました。読み返すかは分からない作品です。

先輩とヒロイン、それぞれが歳相応とは思えないくらいしっかりしている。
それでも悩んで色々あって、でも互いを選ぶところが理想のカップルだなと思いました。
最後まで楽しく読めた。
薄い付き合いをしている子達に是非読んで欲しい。
自分をそして互いを大切にして過ごす青春は一生の宝であり、自分を愛すること。
たくさんお勉強にもなるのでは。

妙にリアルな間やセリフがあって、ドキドキします。当て馬先輩が出しゃばりすぎてこないのがすごくいい、当て馬にもなってないところがいい。素敵。　　　
個人的にちょーっと先輩に背筋寒くなっちゃうところあって星4つです。

主人公は可愛いけど普通の女子だし先輩も少女マンガによくある学年１モテ男子でもなく中の上くらいのカップルで初々しく好感がもてます
絵も全体の雰囲気もなんかおしゃれでセンスを感じる