
キャンペーン期間:2026/09/06 23:59まで
大奥の御幽筆 ~あなたの想い届けます~
小説・文芸亡霊が見えるせいで呪われた子だと家族から罵られてきた里沙。自分の力を忌避し、生きる意味を見失いかけていた彼女を繋ぎ止めたのは、奥勤めをしている叔母・お豊からの一通の手紙だった。『そなた、大奥へ来ぬか――』そこは男子禁制で全てのお役目を女が勤め、皆いきいきと働いているという。こんな私でも誰かの役に立てるのならばと、お豊の力添えで奥女中となる決意をする里沙だったが、そこでは、とある亡霊騒ぎが起きていて――。霊視の力を持つ奥女中・里沙と記憶を失った侍の亡霊・佐之介が、大奥に現れる亡霊たちの心残りを解き明かす、感動のお江戸小説。
帝都コトガミ浪漫譚 勤労乙女と押しかけ従者
小説・文芸帝都で職業婦人をしている朱莉は、ある日、巷を騒がせている怪異に襲われ、住んでいたアパートが全焼してしまう。途方に暮れている朱莉を助けたのは、眉目秀麗な青年・智人。だが彼は本に奉られた神様・言神(ことがみ)で、ある洋館の住み込み管理人の仕事を朱莉に紹介する。寝食が保証されることで住み込みを了承した朱莉だったが、案内された洋館は一癖も二癖もある言神たちの住まう、問題山積みの物件だった!?ワケあり洋館ではじまる、個性的な言神たちとの同居生活。今、緩やかに動き出す、人ならざるものが本に綴られ奉られる時代を生きる恋(?)と物語の奮闘記!?
妖しいご縁がありまして お狐さまと記憶の欠片
小説・文芸「決して手を離してはいけないよ」 そう、言われていたのに――。ある夏祭りの夜、祖母の言いつけを守らなかった八重子(やえこ)は、田舎町で過ごした数年間の記憶をなくしてしまう……。時は過ぎ、祖母の死をきっかけに再び田舎町で暮らすこととなった八重子はそこに突然現れた男に失礼な言葉をかけられる。「おまえ、面白いものをなくしているな」二紫名(にしな)と名乗るこの男、どうやら八重子のなくした記憶について何か知っているようで──!?記憶を取り戻すため、八重子は自らを神使の狐だと名乗る二紫名と祖母ととも過ごした田舎町を奔走する。記憶が戻った時、八重子の心に残る感情は果たして──。
神戸むこやま幻奇譚 貴方の魔物お祓いします
小説・文芸異人館街にある隠れ家カフェの裏家業は人助け。闇落ちしかけた心、祓います。兵庫県出身・神戸市在住の著者がおくる、あやかし×刀剣和ファンタジー。故郷を捨て鬱屈とした日々をすごしていた浅緋は、黒いあやかしに襲われ、異人館街にあるカフェバーの店主・桐夜に助けられる。桐夜の正体は古の時代から、不思議な刀を使い心の闇に憑く魔を祓う一族「鬼人」の生き残りだった。彼の「仕事」に惹かれ、押しかけバイトになった浅緋はやがて桐夜たち鬼人の過去を知り……。モダントレトロ、六甲の豊かな自然が織り交ざる街・神戸。お人好しヤンキーと美貌の鬼人が奇妙な運命で引き合う――
京都「無幻堂」でお別れを 大切な人形の魂を送る処
小説・文芸【電子版巻末にはチェリ子先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】人々の感情が色で見える特異な体質のせいで人生に嫌気が差していた明日菜(あすな)は、ある日理不尽なリストラに遭ってしまう。途方に暮れ、行きついた先で目にしたのは、「従業員急募」という張り紙。そこは、店主の柘植(つげ)と言葉を話す猫・詩(うた)が営む、魂が宿った人形の最期を見届ける「無幻堂」というお店。ひょんなことから「無幻堂」で働くことになった明日菜は、人形たちの感情を読み取り、怒りや悲しみを汲み取っていく。行き場を失った人形たちの最期に寄り添う、儚くもあたたかいハートフル・ドール・ストーリー。
金魚姫と隠世の鬼灯
小説・文芸【電子版巻末には七原しえ先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】〈隠世(かくりよ)〉。大妖怪・九尾の狐――鬼灯(ほおずき)の統べるあやかしだけの世界で生きる翠(すい)は、その中でも特別な力を持つ金魚の姫。それ故、あやかしからも〈現世(うつしよ)〉に住む人間からも狙われる翠は、水面に映した〈現世〉の世界を覗き見ることを慰めに護衛役の猫のあやかし・木蓮(もくれん)とともに息の詰まる日々を送っていた。ある日、翠は迷い込んだ人間の亡者と出会い、それがいつも覗き見ていた〈現世〉の青年・晴太(せいた)の祖母であったことから、〈隠世〉も巻き込む騒動へと発展する――。人間とあやかし。それぞれが強い想いを心に秘め、誰かを想う。恋の物語がぎゅっと詰まった、大人のための恋愛奇譚!