
キャンペーン期間:2026/07/05 23:59まで
大奥の御幽筆 ~あなたの想い届けます~
小説・文芸亡霊が見えるせいで呪われた子だと家族から罵られてきた里沙。自分の力を忌避し、生きる意味を見失いかけていた彼女を繋ぎ止めたのは、奥勤めをしている叔母・お豊からの一通の手紙だった。『そなた、大奥へ来ぬか――』そこは男子禁制で全てのお役目を女が勤め、皆いきいきと働いているという。こんな私でも誰かの役に立てるのならばと、お豊の力添えで奥女中となる決意をする里沙だったが、そこでは、とある亡霊騒ぎが起きていて――。霊視の力を持つ奥女中・里沙と記憶を失った侍の亡霊・佐之介が、大奥に現れる亡霊たちの心残りを解き明かす、感動のお江戸小説。
妖しいご縁がありまして お狐さまと記憶の欠片
小説・文芸「決して手を離してはいけないよ」 そう、言われていたのに――。ある夏祭りの夜、祖母の言いつけを守らなかった八重子(やえこ)は、田舎町で過ごした数年間の記憶をなくしてしまう……。時は過ぎ、祖母の死をきっかけに再び田舎町で暮らすこととなった八重子はそこに突然現れた男に失礼な言葉をかけられる。「おまえ、面白いものをなくしているな」二紫名(にしな)と名乗るこの男、どうやら八重子のなくした記憶について何か知っているようで──!?記憶を取り戻すため、八重子は自らを神使の狐だと名乗る二紫名と祖母ととも過ごした田舎町を奔走する。記憶が戻った時、八重子の心に残る感情は果たして──。
劇団拝ミ座 未練のひと時と異能の欠けた青年【無料試し読み版】
小説・文芸【電子版巻末にはみっ君先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】生まれつき人や物から伝わる感覚を過敏に受け取ってしまう、感受性の高さに生きづらさを覚えてきた遥(はるか)は、ある夜、ウエディングドレスを抱えた男・雅(みやび)と出逢う。彼に突如懇願されたのは、亡き者の心残りだった時間・場所・場面を演出し、再現して空に送りだす、『劇団拝ミ座』の活動協力だった。劇団の長にして霊視と憑依の術を用いる、雅。劇団の一員で衣装・メイク全般を担う、和泉(いずみ)。霊を自分に憑依させ、誰よりも近くから想いに寄り添う、遥。亡き者の「未練のひと時」と向き合うことで、生きる者もまた、自分の心と居場所を取り戻していく。徐々に劇団三人の繋がりも強まる中、遥はやがて雅の大きな秘密に触れることとなる……。
京都お抹茶迷宮【無料試し読み版】
小説・文芸【電子版巻末には花守先生によるカバー用イラストをそのまま収録!】京都にある零細出版社・太秦出版社に事務員として勤め始めて三年目の大庭小依(おおば・こより)。ある日、食中毒で倒れた先輩編集者の代理で、作家・皆月豊(みなづき・ゆたか)との打合せ場所に資料を渡しにいったところ、はんなり京男子な皆月のマイペースぶりに巻き込まれ、いつの間にかこの企画の担当編集を引き継ぐことに。初担当となる本は、京都のお抹茶に関する面白い逸話を探しながら人気の名所やお店を巡り、お抹茶スイーツやお点前を楽しむという紀行エッセイ本『京都お抹茶迷宮(仮題)』だ。編集者としての初仕事にはりきる小依だが、皆月と共に取材を続けるうちに「千利休の孫・宗旦」と「白狐の恋」にまつわる不思議な抹茶の逸話を耳にする。そして、その逸話に沿うかのように、「狐の子孫」と言われる一族が営む茶舗で事件が発生して……!?
帝都コトガミ浪漫譚 勤労乙女と押しかけ従者
小説・文芸帝都で職業婦人をしている朱莉は、ある日、巷を騒がせている怪異に襲われ、住んでいたアパートが全焼してしまう。途方に暮れている朱莉を助けたのは、眉目秀麗な青年・智人。だが彼は本に奉られた神様・言神(ことがみ)で、ある洋館の住み込み管理人の仕事を朱莉に紹介する。寝食が保証されることで住み込みを了承した朱莉だったが、案内された洋館は一癖も二癖もある言神たちの住まう、問題山積みの物件だった!?ワケあり洋館ではじまる、個性的な言神たちとの同居生活。今、緩やかに動き出す、人ならざるものが本に綴られ奉られる時代を生きる恋(?)と物語の奮闘記!?