
キャンペーン期間:2025/12/25 23:59まで
妖精の物理学 ―PHysics PHenomenon PHantom―
ライトノベル――第31回電撃小説大賞《大賞》受賞作――「たった今、世界の法則を再定義しよう」2032年に提唱された前代未聞の物理学理論により、世界の在り方は大きく変わった。特定の物理現象が少女の姿で具現化した存在――『現象妖精』は、人類に多大なる恩恵と、未曽有の大災害をもたらした。七年前、『現象妖精災害』により一度崩壊し――復興した街・神戸。そこに暮らす少年・カナエは平穏な日々を過ごしていた――はずだった。あの日、助けを求める彼女の声を聴くまでは。「1500万もの人間を、この手で一度に、――殺しました」世界の秘密と、犯した罪。少年と妖精の逃避行が今、始まる。大賞受賞作家が遺した感動の大作が堂々刊行!
こちら、終末停滞委員会。
ライトノベル実は俺らの世界は、密かに滅んでる真っ最中らしい。上野の不忍池に潜む異形、エッフェル塔に張りつく巨大カタツムリ、どう見ても美少女な魔王……。正体も数すら不明のナニカ――“終末”によって。 けど世界の裏では、それに中指立てて闘ってる少年少女がいたんだ。「あはっ☆ 最強美少女ひかり様の前で神様ごときが頭が高いのだわ!」「加減しないとパリ市街が吹っ飛びます隊長。……運が良ければ」 終末を停止でもなく、根絶もできず、ただ停滞させるだけ。誰に強いられたわけでもないその生き様は、ただこのクソッタレな世界でアオハルするため! 元・マフィアの下働き(異能持ち)で、クズな経歴の俺だけどさ。ここなら、楽しい学園生活ってのが始まりそうじゃないか?
エスケヱプ・スピヰド
ライトノベル昭和一○一年夏。極東の島国《八洲(やしま)》は、二十年前の戦争で壊滅状態にあった。廃墟の町《尽天(じんてん)》では、人々が暴走した戦闘機械の脅威にさらされながら生きていた。 少女・叶葉(かなは)は戦闘兵器から逃れる最中、棺で眠る奇妙な少年と巨大な《蜂》に出会い、自分を助けるよう頼む。それは、少女と少年が“主従関係の契約”を結んだ瞬間だった──。 少年の名は、金翅(きんし)の九曜(くよう)。《蜂》と少年は、《鬼虫(きちゅう)》と呼ばれる、超高性能戦略兵器であった。叶葉は、兵器であるがゆえに人の感情が存在しない九曜を一人の人間として扱い、交流していく。 徐々に心を持ち始める九曜だったが、九曜と同じ鬼虫である《蜻蛉》四天(してん)の竜胆(りんどう)が飛来し ── !?
給食争奪戦 【電子特別版】
ライトノベルテツのクラスでは、毎日一つだけ給食のデザートが余る。それはクラスのボスでいじめっ子のダイキが独占していた。ある日テツは、密かにダイキからデザートを奪い取ろうと計画する。それも、自分の仕業だとはバレないように──。表題作の『給食争奪戦』をはじめ、クラス内のいじめに立ち向かう『消しゴムバトル』、万引きを繰り返す男子4人の『万引き競争』、メモの謎が解消される『転校少女』、高校生になった少年たちを描く『学園祭を台無しにしたのは誰だ』に加え、【電子特別版】では、電撃文庫MAGAZINEに掲載されて文庫には未収録だった『給食リベンジ』『図書館ミステリ』『容疑者サワコ』の3エピソードを追加!! 大人が知らない、小学生たちのスリリングで熱い日常がここに!