他では聞けない!けど、マンガなら読める!まさかの壮絶な実話エッセイマンガ5冊

実録企画モノ
カルト村で生まれました。
刑務官が明かす刑務所の絶対言ってはいけない話

人間は、一度きりの人生しか歩めません。
しかし、今多く描かれている様々なエッセイマンガでは、自分の人生だけでは経験し得なかったありとあらゆる体験を非常に臨場感を持って体感できます。
交わることのなかったこの世界の一側面に、マンガを通して触れては見ませんか?

実録企画モノ卯月妙子

凄まじい体験で心を抉られる人が続出した『人間仮免中』が大きな話題になった卯月妙子先生の、『人間仮免中』にも繋がる過去の実話を綴ったエッセイ作品です。
およそ普通の人生を歩んでいると知り得ないし考えられない領域の行為や知識が赤裸々に描かれています。
旦那さんの器もある意味凄い。刺激が欲しい方には正にうってつけの一冊です。

カルト村で生まれました。高田かや

とあるカルト宗教への信仰が行き渡った村に生まれて、その教義の下で現代日本の一般的な生活とはかなりかけ離れた育てられ方をしてきた筆者の体験を描いた作品です。
それこそフィクションではたまにある話ですが、今この21世紀の日本でもまだまだこういう所はあるんだろうな、と思わされた作品です。読むことで色々と考えさせられます

刑務官が明かす刑務所の絶対言ってはいけない話一之瀬はち

犯罪を犯したいわけではなく、刑務所にいる方が楽でいい暮らしができるので、収監されるために犯罪に手を染める……そんな人の話を聞いたことはないでしょうか。
この作品を読むと、その理由が非常によくわかります。
本当に想像以上に快適そうで、こんな生活をしていたらシャバでブラックな労働をしているより余程健康になれそうだと思ってしまいます。 刑務所に入ったことのある人は流石に多くないかと思いますが、閉鎖空間の中の意外な事実を色々と知ることができて興味深い一冊です。

あやしい取材に逝ってきました。小沢カオル

様々な場所で三十路の筆者が「ここまでやるか……!」と思わされる体当たり取材を毎回敢行して、その体験を面白おかしく描いた作品です。
メイドカフェでメイドになってみたり、おびただしい数のドールと暮らす人に会ってみたり、果ては青木ヶ原樹海で見つけてはいけないものを見つけてしまう様子も……。
読むと世界の広さ、人間の奥深さを感じさせられます。