スケートだけじゃない!冬季五輪前に読み合いウィンタースポーツマンガ

Sweep!!
スピナマラダ!
GO AHEAD

フィギュアスケートは大人気ですし私も好きです。
が、ウィンタースポーツはそれだけじゃない!
カーリング、アイスホッケー、ボブスレー、スキージャンプ……それぞれの面白さがあるということを知れて平昌観戦の前に読んでおくとより楽しめる、熱いウィンタースポーツマンガをご紹介しちゃいます。

Sweep!!小橋ちず

近年ではイケメン・美女の人気選手の存在もあって知名度も向上してきましたが、「カーリング」というと「何か氷の上でデッキブラシをシャカシャカしてるヤツ?」という位の認識の方も多いのではないでしょうか。
私もかつては似たような感じでした。が、実際に知ってみると想像以上に戦略的で面白い競技です。
本作は、そんなカーリングの楽しさに触れられるマンガ。未経験のヒロインと共に一からカーリングというものを知っていくことができます。
テーマを抜きにしても、キャラと物語が丁寧に作られた上質のドラマでお薦めできます。

スピナマラダ!野田サトル

大人気マンガ『ゴールデンカムイ』の作者の前作がこちらのアイスホッケーマンガです。
スケートからホッケーへと転向を余儀なくされた主人公の新たな戦場での戦いが描かれます。
作者のブログでは、この作品への凄まじい思いの丈が語られており、それだけでも非常に面白いです。
『ゴールデンカムイ』にも『スピナマラダ!』ネタはちょくちょく登場しますし、単体の作品としてみても野田サトル先生らしい振り切ったギャグと熱いシーンの融合に楽しませて貰える作品です。ぜひ。

GO AHEAD樋口大輔

現在続編が連載中の『ホイッスル!』の樋口大輔先生による、アイスホッケーマンガです。
ホッケー版『ホイッスル!』として読んでもほぼ差し支えない内容で、スタイリッシュな作画で描かれる見目のいい男子たちの熱い戦いが楽しめます。
アイスホッケーは日本ではまだまだマイナーですが、こちらや『スピナマラダ!』を読んでおくことでアメリカでは四大プロスポーツの一つであるホッケーの魅力をより堪能できるようになるでしょう。

ノノノノ岡本倫

鬼才・岡本倫先生が描く異色なスキージャンプマンガです。
兄の代わりに男のフリをしてジャンプ競技に出場し続ける主人公を始め、とにかくキャラクターが濃すぎる……!SF系作品の多い作者ですが、本作は現実を舞台にしているにも関わらずそんな世界で戦っていても違和感のない猛者や曲者が勢揃い。
皇帝の破天荒さにはしばしば腹筋を崩壊させられます。
しかし、その一方でしっかりと王道スポーツマンガの熱さも携えた作品です。