独特の空気がたまらなく好き！沖縄が舞台のマンガBEST4

人や動物が心に抱える感情が“音”として聞こえる少年が、ある出来事をキッカケに「動物も人も癒せる道はコレしかない！」とアニマルセラピーの研究をはじめます。
読みすすめるほど、このマンガのキャッチコピーである【ヒトは、もっと人間らしくなれる】という言葉が深く、静かに染みてきます。
そしてもちろん、登場する動物たちも強烈に私たちを癒してくれますよ。

これぞ沖縄マンガの真髄！
自立したい人、恨みを吐きにきた人、大切な家族と分かりあいたい人…小さな離島にたどり着いた様々な人と海河童と呼ばれる少年との触れ合いを描いた作品です。自分のことが嫌いになったり、上手くいかないことが続いた時、このマンガが生きるヒントをくれるかもしれません。
3巻で完結しているので、サクッと読めるのも疲れた現代人向けです！

沖縄を舞台に凸凹の美少女コンビがビーチバレーでトップを目指す、沖縄マンガとしては珍しいスポ根系です。
ビーチバレーは正直メジャースポーツと言うにはあまり親しみがないのですが、主人公の遥が素人ということもあり、ステップアップしながらルールを教えてくれるので読者にも伝わりやすくなっています。
あと、絵がとても綺麗なので、海・砂・汗などの躍動感をとても感じます！

それなりに上手く夫婦生活を送っていたつもりが、夫がある日突然失踪し、夫を探し回る中で妊娠が発覚…。
正直こんなトントン拍子は体験したくないですが、登場する助産院や個性的なキャラクターは、本当に沖縄に実在していそうな気がしてなりません。
めまぐるしいストーリーなのに１巻完結というところにも驚きですが、内容が全く雑ではなくふと泣けたり笑顔になれたりする、不思議な作品です。