夢に向かってもっともっと頑張りたいあなたの背中を押してくれるマンガランキング

女優や歌手や作家…そういった職業に憧れる人のことを夢追い人と言います。
いくら努力してもその夢はつかめないかもしれないし、その努力が正しい努力かさえも分かりません。
手ごたえがない日々の中で、夢追い人はいつしか夢をみることを諦めてしまいます。
そんな夢を諦めかけている人に読んでほしいのが、このマンガです。

本作での夢は、お笑い芸人になること。
笑い、というジャンルに真剣に取り組む主人公たちに勇気をもらえます。
スポ魂的要素もありますが、お笑い芸人を目指している、という設定なので、笑えるシーンが多く、気楽に読み進められます。

心が高ぶるマンガです。
平凡な日常生活を送り、14歳にして、人生の先が見えていると感じている少年が、音楽と出会うことで人生に彩を取り戻していきます。
このミュージシャンは○○をモデルにしているんだろうなあ、と想像してしまう人たちがたくさん出てくるので、音楽ファンはそういった楽しみ方ができます。

音楽を続けていると、挫折したり、辞めてしまおうかな、と思うこともあると思いますが、そんな時には『BECK』を読んでみてはいかがでしょう。
音楽の魅力に取りつかれた瞬間のことを思い出せると思います。

宇宙飛行士を目指す兄弟の話。
「宇宙を目指す」「宇宙飛行士を目指す」なんて、途方もない夢のような気がします。
私のまわりには、そんな叶いそうにない夢を語る人はあまりいません。口に出して言わないだけで、もしかして密かに巨大な夢を抱えている人はいるかもしれませんが。
叶う確率が低い夢を語るのは恥ずかしいという風潮がある中で、このマンガでは、臆面もなく壮大な夢を語り、実現していきます。
それはマンガだからできることで、現実はそんなに甘くないというのはその通りでしょう。
でもだからこそ、マンガでだけは、壮大な夢が見たいと思うんです。

主人公の成長っぷりが心地いいマンガです。
最初、主人公はかなりのダメ女で、好きな男のために身を粉にして働き、貢いで身の回りの世話をしてあげています。
自分が彼にまったく大切にされておらず、便利な家政婦扱いされていることを知った主人公は、彼を見返すために、芸能界に足を踏み入れます。
彼を輝かせるために頑張る、という考えから、自分を輝かせる！にシフトしたとたん、輝きだす主人公。

今現在だめんずに引っかかって、自分を犠牲にしている女子たちに強制的に読ませたい一冊です。

人の身体って綺麗だなあ…と、うっとりと見つめてしまいます。

物語の主人公は鳴かず飛ばずのバレリーナ。
彼女がバレエへの情熱を取り戻し、プリマを目指す姿を描いています。

私も昔バレエを少し習っていたのですが、このマンガを読んで、もう一度踊ってみたい！という気持ちが沸いてきました。
ほんと、踊りのシーンが実際のバレエを見ているようなんです。身体の筋肉の付き方、動きがリアルで、上質なバレエ鑑賞をしているかのよう。

バレリーナたちの心の葛藤の描き方も素晴らしいです。踊りに興味がある人なら絶対に楽しめます。