ごはんだけじゃない!人間ドラマもたっぷり味わえるグルメマンガBEST5

クッキングパパ
深夜食堂
華中華

最近グルメマンガがブームになっていますが、実は名作は結構前からあるんです!
ただごはんが美味しそうなだけではない、濃厚な人間ドラマもたっぷりの名作グルメマンガを5作品ご紹介します!

クッキングパパうえやまとち

いわずとしれた長編グルメマンガの代表作!
『クッキングパパ』の一番の見ごたえは、美味しいそうな料理ももちろんですが、登場人物が成長していくところです!1
1巻で小2だった息子君が大学生になって家を出たり、独身だった同僚が結婚して父になったり…。そんな人たちが誰かのためにつくる料理はどれも美味しそうで温かい。読んでいるこちらまで人生を見守っているような気分になれます。

深夜食堂安倍夜郎

深夜に実写ドラマ化・映画化もした本作。
0時から朝7時までしか営業していない深夜食堂に集まってくる多種多様な人たちが、決して高価ではないけれど、思い入れのある素朴な料理を注文して、人間ドラマをにじませます。
このマンガを読んでいると、“料理”や“食事”というのは、その人の人生にとって大切な物語と密接な位置にあるんだなぁと思わされます。読んだ後、ほっと心が温かくなって明日からも頑張ろうと思える作品です。
こんな店が本当にあったらいいのに。

華中華西ゆうじ

中華街の有名中華料理店で下働きとして働きながら、内緒で小さな定食屋さんでも毎日ランチタイムに日替わりチャーハンを作っている華ちゃんの料理人奮闘記。
限られた食材の中で知恵を絞っていろいろなチャーハンを作るのですが…それがとにかくおいしそう!自分でも作りたくなってしまいます。
料理だけではなく、幽霊の楊貴妃さんや定食屋の老夫婦、カリスマ料理人など、バラエティー豊かな登場人物たちと華ちゃんのやりとりも楽しいチャーハンマンガです。

あんどーなつ 江戸和菓子職人物語テリー山本

パティシエ志望だった安藤奈津(あんどーなつ)がひょんなことから浅草の老舗和菓子屋で働くことになり、徐々に和菓子作りの世界にのめり込んでいく職人物語。
いまどき珍しいくらい真面目でまっすぐな奈津。浅草の熱いけど優しい江戸っ子の人たちに助けられながら満月堂で職人として成長していく奈津の姿に勇気づけられます。職人たちの手が作り出す和菓子の数々は白黒のマンガで見ても美しくて芸術的。そして美味しそう…!

ひよっこ料理人魚戸おさむ

子どもに料理をつくる楽しさを伝えたい、と子ども料理教室を始める妃代子と彼女に料理を教わりながら変わっていく人たちのお話。
子ども料理教室ということだけあって、ごはんの炊き方やおにぎりのにぎり方から始まるので、普段料理をしない人でもこれなら出来そうと思わせてくれるような料理がたくさん。
たしかに誰かに作ってもらったり自分で一所懸命作った料理って何か特別な美味しさがありますよね。うーん…もっとちゃんと自炊しなきゃなぁ。