大人になると予期せぬタイミングで一発限りの大仕事に出くわすことが多々あります。
冠婚葬祭、引越しなど学校では教えてくれないのに結構大変だったりするのでマンガで学べることはマンガで学ぼうという企画です。
葬儀場が舞台のマンガです。
日頃考えておかなきゃと思いながら葬式については詳しくないという人にオススメです。人の数だけ「死」がありドラマがある。マンガに出てくる葬儀は様々な形があり、故人の家族にアジャストした葬式を産神さんが提案します。
結婚の形も葬式の形もだいぶ変わったと思います。自分の葬式、親の葬式。なかなか話す機会はないですがこれを機に家族と話をしてみようとちょっと思いました。しみじみ。
未婚、共働き、シングルマザーそれぞれ違う環境に生きる同級生の女子を主人公に色々なパターンの「介護」を考えるストーリー。
ドラマチックな展開もなく、介護について淡々と丁寧に描かれている。そう介護はもう身近な問題なのだ。わたしも父の介護をしていたことがあるのでマンガから伝わるリアルな内容はお墨付きです。介護がしっかりできる社会を望みます。
お一人様女子がマンションを購入するお話です。
自分だけの城というべきでしょうか。わたしもそんな空間があったら欲しいです。女性の一人は強いですね。わたしのちょっとの期間、一人で楽しみたいとはワケが違います。一見、マンション購入のハウツー本のようですが、そんな軟な話ではないところが奥深い。
東京でひとりで生きていく。なんかわからないけどふとしたシーンで涙するのは一人の覚悟がわたしにはないからなんだろうな。
このタイトルをはじめて見た時、わかるぅー、待ってたよ!その意見!と思った一冊です。
本当に吉祥寺ってそんなにいいのかね?と。吉祥寺民の方々すみません。引越しは所謂人生の分岐点です。古い住処から新しい住処へ移ることは人生の上書き行為とも言えます。
そんな引越しを機に訪れるドラマを紹介しつつ読み手を引越しさせたくなる斬新なマンガです。あぁ、ちょっと転勤とかないのかしらウチ。
5位にしれっと超絶ブラックなのチョイスしてごめんなさい。
ダメな人はダメなのでスルーしてもらってもOKです。葬儀屋の裏の話なので結構グロです。一応業界的にはあるある話を丁寧な取材を元にマンガにしているのですが想像以上にハードですね。
これほど知識として学ばなくてもよいジャンルもないと言っていい。『おくりびと』で一般に知られるようになった納棺師の裏を見たい人にはオススメです。