この冬読みたい!オトナ女子に贈る冬のほっこりマンガランキング

凪のお暇
潜熱
たくのみ。

何もない冬の休日に読みたいマンガはなんなのか?を考えてランキングにしました。
なので「ほっこり」というのは家で暖かい部屋で読めるわたしの状態なのかもしれませんし、読んだあと「ほっこり」がマンガから貰えるかもしれません。ほっこり探しの休日にようこそです。

凪のお暇コナリミサト

突然何かのタイミングで決断することないですか?
わたしは人生で2度ほどあります。1つ目は1度目の転職。2つ目はダメ男からの別れ。このマンガはそんなわたしも経験したことのあるような決断をふんわりした絵柄でその人生の分岐を上手く表現し、尚且つ読み手もちょっと勇気ももらえるというご褒美マンガでもあります。
28歳OLが全部捨てて無職になる人生リセットマンガがこれほどまで心に響くとは思いませんでした。
ドラマ化されそうな予感あります。

潜熱野田彩子

枯れ専。おっさんレンタル。時代は枯れてこそ光る美学があるみたいです。
わたし自身は全くおっさんには興味ないのですがこの潜熱に出てくる初老のおじさまヤクザが妙にセクシーで興味あります。こんな出会いしたらちょっと引かれてしまう気持ちわかるぅと思いながら読みました。
世間知らずの若い女の子がヤクザに落とされる様は一種の様式美を感じます。ちょっと危険エキスが欲しい人にオススメです。

たくのみ。火野遥人

時代の流れなのか。外で飲むより家がいい。わかります。
年々宅飲みが豪華になっていきますもの。そしてこのマンガがいけずなところはお酒好きが家でお酒が飲みたくなるように仕組んでいるところ。ご当地のお酒の詳細説明をしてくれるのでネットでポチりたくなる衝動にかられる。
そしてわたしは香枝さんみたいな人がお嫁さんに欲しい。料理ができて気立てが良くて美人。勝てる気がしません。

きのう何食べた?よしながふみ

レシピ本としても優れているのは有名なマンガです。
料理マンガが乱立している中、なんか料理友達の本みたいな立ち位置になりつつあるんだよね。「煮物を作っている間に焼き物を作る」とか「出来たてを提供する必要のない料理は先に用意する」とかミスター味っこ時代には考えられなかったリアルさです。
平凡な日常の一コマだから共感する部分が多いのかな。これぞノンフィクションな感じです。フィクションだけど。

たいようのいえタアモ

年末年始に心をほっこりさせたい人に贈ります。
タアモ先生の描く登場人物は結構不思議系が多いけれどこれは本当に登場人物ぜんぶ抱きしめたい。誰も誰かを騙したり貶めたりしないという稀有ないい人マンガです。この表紙から伝わるホットスープのような温かさを皆に配りたいです。