涙が溢れて止まらない…!一度は読みたい海外文学が原作のマンガランキング

レ ミゼラブル
モンテ・クリスト伯爵
封神演義

「名前だけは知っている」という文学作品はいくつかあると思います。読んでみたくても、文字ばかりの小説を読むのは少し大変……。それなら、マンガで物語を把握すればいいのです。
涙腺崩壊必至の、海外文学が原作のマンガ達を紹介します。

レ ミゼラブル新井隆広

「愛」や「正しい人」ってなんだろう? 読むたびにそんなことを考えてしまいます。主人公は法のもとでは悪人ですが、この人ほど素晴らしい善人はなかなかいません。何十回読んでも、初めて読んだときと同じくらい毎回泣いてしまいます。
主人公の活躍はもちろん、言動や正義へのあり方について戸惑う、ジャヴェル警視にも注目していただきたいです。警視の最後の決断を初めてみたときは、正義・善人について深く考えさせられました。

モンテ・クリスト伯爵森山絵凪

「ガチの復讐って怖いな」と、初めて読んだときに思いました。お金があるおかげでできたことですが、何年もかけて復讐していく様子にゾクゾクします。
主人公と同じ目に遭わされたとき、私はここまで考えて行動することはできないなぁと。主人公が復讐の鬼になるだけでなく、ときには自分の行いに疑問をもつ部分が人間らしくていいなと思います! 奴隷のお姫さまが可愛いらしすぎて、結末では抱きしめたくなりました。

封神演義藤崎竜

昔の中国を舞台にしたかなり重たいストーリーですが、ギャグテイストなので暗くなりすぎずに読めます。登場人物の多さもさることながら、それぞれ個性豊かすぎる登場人物が魅力的です。
インパクトが強いので、久しぶりに登場したキャラクターでも「この人は誰だったっけ?」と思うことは少ないと思います。
私はとにかく天化という男性キャラクターが大好きで、彼が物語で一時退場したときは発狂しかけました。

マンガで読む名作 ハムレットシェイクスピア

父親の仇をうつ復讐物語なのですが、結末がむなしすぎて驚きました。特に主人公の母親が可哀想過ぎて……。彼女の立場になったとき、元夫、今の夫、息子のことで頭を悩ませ苦しみ続けるしかないだろうな、と思います。
この作品は感動で涙を流すときもありますが、絶望感、やるせなさで泣いてしまうことも多いです。気分が落ちても大丈夫なときに読むことをおすすめいたします。