こんなお父さん素敵かも!男の子育てマンガランキング

うさぎドロップ
パパと親父のウチご飯
ちちこぐさ

うちのお父さんは無口で、内向的で友達がほとんどいません。それが普通のお父さんだと思っていたので、幼い頃、友人のお父さんが超社交的でおしゃべりで、衝撃を受けた想い出があります。
お父さんといっても十人十色なんですね。これらのマンガで描かれるお父さん像は、素敵です。

うさぎドロップ宇仁田ゆみ

子供嫌いで、女性が苦手な三十路の男が、ひょんなことから、リンという6才の少女の子育てをするはめになるお話です。
不器用ながらも必死でリンと向き合い、親としての自覚に目覚めていく主人公は、とても魅力的です。リンがカワイイのはもちろんのこと、気持ちをストレートに表現できない主人公の不器用さにも萌えちゃいます。

パパと親父のウチご飯豊田悠

整体師とマンガ編集者、子育てに奮闘する二人の男性がルームシェアをして、助け合いながら子育てしていく姿を描いています。
なんといっても、お父さんたちの作るご飯がとっても美味しそう! 子供の嫌いなニンジンをピューレにして混ぜ込んだり、どうにかして子供に喜んで食べてもらえる料理をつくろうと試行錯誤する様にほっこりします。コワモテの男性の料理姿っていいですよね。

ちちこぐさ田川ミ

母親を亡くし、男手ひとつで子育てをする父親の職業は、薬売り。歩いて回りながら、病を患っている人たちに薬を届けています。薬草の効用など、雑学がちりばめられているマンガで、読みながら自然と薬草についての知識がついていきます。
シングルファーザーとして、子育てに迷う姿や、子供を想う気持ちがリアルで、思わず涙してしまう一作です。

パパがも一度恋をした阿部潤

「パパがも一度恋をした」というタイトルから、妻に先立たれた男性に新しく好きな女性ができて、応援したいけど、複雑な心境の娘……という話を想像しながら読んだのですが、良い意味で、期待を裏切られました。
なんせ、パパがもう一度恋をしたい相手は、おっさんだったからです。愛妻家だったパパが、なぜ得体のしれないおっさんに恋心を抱いてしまったのか、その理由は本編をご覧ください。想像以上に笑えますよ。

僕のおとうさんアキヤマ香

奇抜な設定や目新しさはありませんが、丁寧に作られた上質な作品です。
主人公は父子家庭に育った男子高校生。料理も家事も完璧で愛情過多な父親を暑苦しく感じています。そんな彼が好きになった花屋さんは、どうやら、父親に気があるらしく、不思議な三角関係がスタートします。
見所は父親の愛! 一人で子育てしているのだから、二倍頑張らないと、と張り切っている父親が健気です。息子の、父の愛情は知りながらも、素直になれない感じもカワイイですね。