カフェが大好きです。
ひまさえあればカワイイカフェを開拓している私にとって、これらのカフェマンガ・コーヒーマンガは癒しですね! 読んでいるだけで、上質のコーヒーをいただいているようなリラックスした気持ちになります。
イタリア・ローマのカフェで働く日本人バリスタが主人公。このマンガを読むと、バリスタって深い知識が必要な専門職なんだなあと改めて感じさせられます。コーヒーと一口にいっても、入れ方によって全然違うものになるのですね。
コーヒーの世界の奥深さを堪能できるマンガです。美味しいコーヒーと一緒に読むことをお勧めします。
メニューのない不思議でレトロな珈琲屋さんを舞台にした物語です。
珈琲は一杯500円で、お客様に合ったものを出しています。珈琲の知識がちりばめられているので勉強になります。可愛らしいカップに入れられた珈琲はとっても美味しそうで、見ているだけでトキメキます。
ゆっくり時間をかけて丁寧に入れられた珈琲って、何よりのおもてなしなのかもしれない、と思えるマンガでした。
アラサー女子の心情を描いたら天下一品のマキヒロチ先生の作品です。
本作は、缶コーヒーにまつわるエピソードを詰め込んだオムニバス作品で、親子関係、恋愛関係、友情など様々なドラマを、缶コーヒーを絡めながら描いています。
缶コーヒーという、ドラマ性の無さそうな飲み物が先生の手にかかればこんなにドラマチックになってしまうんですね。
日常の中にも、実は自分が気が付いていないだけでドラマが潜んでいるのかも。
移動珈琲販売店を舞台にした、一話完結の物語、と思いきや、それぞれの物語は絶妙に物語の核心へと近づく構造になっています。一話完結で軽くすいすい読める、と思って読み始めていると、いつのまにか、止まらなくなっていて、意外なラストへと導かれていきます。
主人公の移動珈琲販売店店主は男性ですが、登場人物にアラサー女子が多いので、アラサー女子は特に感情移入しやすいと思います。
老舗茶屋の跡取り息子が珈琲のバイヤーに!
珈琲バイヤーの主人公の珈琲マニアっぷりがエグイです。まるで、美味しん坊の海原雄山のようなストイックさで珈琲道を突き進んでいきます。珈琲の雑学や美味しい飲み方などの知識も盛りだくさん。
これ一冊でかなり珈琲に詳しくなれるマンガだと思います。珈琲の世界って、こんなに奥が深かったんだ! と感心させられる一作です。