昔は、擬人化と言えば、猫や犬と相場が決まっていた気がします。ですが現代では、国や細胞まで擬人化されることに。擬人化されることによって、そのモノに親近感がわきますし、難しいことでも理解しやすくなりますね。
非日常が味わえる擬人化ワールドへようこそ。
日本やアメリカ、ロシア、様々な国がカッコいい男子に擬人化されているのが本作です。
それぞれの国のステレオタイプがデフォルメされていて、笑えます。なんだか、遠くの国が身近に感じられるようになるから不思議です。友達と一緒に読んだら、どの国がタイプ?っていう話で盛り上がること間違いなし! ちなみに私のタイプはイタリアです。
赤血球、白血球など、細胞が擬人化されているのがこのマンガです。
普段、私達は呼吸したり、歩いたり、何気なくしていますよね。このマンガを読んだら、普段私がしているこの行動も、体の中の細胞さんたちが頑張ってくれているのか、と自分の体に感謝したくなっちゃいました。人体の神秘を感じられ、勉強にもなる一冊です。
目を覚ましたら、そこには料理を完璧につくる、カワイイ男の子。なんと彼は、主人公が買ってきた電子レンジだったのです。
こんなマンガみたことありますか? 本作はまさかの家電擬人化マンガです。それにしても、電子レンジの擬人化男子、素敵です。お料理もしてくれて爽やかで。でもやっぱり掃除機の擬人化男子の方がいいかなあ、掃除苦手だし……なんて自然と妄想が暴走しちゃうマンガです。
主人公は花が大好きな女の子。花の特徴をとらえた擬人化イラストを描くことを趣味としています。
たくさんのお花がでてきて、見ているだけで癒されます。こんな花あったんだ、こんな特徴があるんだ、と読みながら自然とお花についての知識がついていきます。ほんわかとした空気感と自然・花に浸れる癒し系マンガです。家に花を飾りたくなっちゃいます。
消しゴムを主人公にしたギャグマンガです。
基本的にくだらないことしかおこりません。「死にたい」「私はもう終わりだ」という人にこそ、ぜひ読んでほしい一作ですね。ケシカスくんはしょうもないことしかしません。
そのしょうもなさを見ているうちに、「ああ、もうなんでもいいや」という楽観的な気持ちになること請け合いです。
ギャグマンガは世界平和に役立つかもしれない。そんなラブアンドピースな心持になれました。