細かい理屈は抜き。ただただ笑いたいあなたへ。

能面女子の花子さん
帝一の國
鬼灯の冷徹

共感?感情移入?そんなもの出来なくたって笑える。仕事、面倒な人付き合い、そんな今のストレス社会に疲れたあなたへ。
深く考えなくても、頭を空っぽにして読めるマンガ3選。笑活、してみませんか?

能面女子の花子さん織田涼

女子高生の花子さんが能面をつけて学校生活を送る話。
いやいやいやいや、設定も絵も破壊力あり過ぎです。
主人公花子さんは、可愛らしい性格で才色兼備なんですが、とにかく能面が恐い。不意に大ゴマで能面のカットが出てくると、ギャグマンガなのに背筋が寒くなります。
でも不思議と読んでいくうちに、あれ?花子さんがだんだん可愛く見えてきた?
能面にも関わらず、何故か表情豊かな花子さんのファンになってしまう事間違いなし。

帝一の國古屋兎丸

超名門校で生徒会長、そして未来の総理大臣の座を手に入れるため、主人公、赤場帝一が奮闘する物語。実写で映画化もされました。
もうこれは正に、キングオブシュール。生徒会長になる為あの手この手を使って周りを蹴落とし蹴落とされ、でもその方法や言動がどこか抜けていて滑稽で、それすら通り越して思わず爆笑してしまう程の愛すべきおバカたち。
本人たちは大真面目にやっているんですが、絵の迫力とセリフの間抜けさのギャップが、一度ツボに入ったらもう虜。何度でも読み返したくなる作品です。

鬼灯の冷徹江口夏実

こんな地獄なら一度は行ってみたい!
身近だけど意外と知らなかった、地獄の構造やシステムなど案外勉強になる。
淡々と冷徹に仕事をこなしていく鬼灯と、地獄の愉快な仲間たちのお話。

ブラックユーモアの塊みたいな作品です。うさぎの芥子ちゃん、絶対ハマります。