読んだら訪れたくなる! 聖地巡礼前に読んでおきたいタイトルランキング

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。
銀の匙 Silver Spoon
孤独のグルメ【新装版】

聖地巡礼という言葉を聞くようになったのもここ十年くらいですかね。
実際の土地にリンクさせた作品作りは地方創生にもなるし個人的にはこの流れは大賛成です。聖地巡礼してしまいたくなるほど愛された作品をご賞味ください。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。超平和バスターズ

アニメ⇒原作⇒映画⇒ドラマとドはまりしたわたしです。
この「あのはな」の魅力はなんと言ってもノスタルジック溢れる秩父の情景じゃないでしょうか。街はそこまで田舎ではないけれど郊外は自然みたいな。
特に作中に出てくる秩父鉄道、旧秩父橋などは幼少期から高校生まで変わらない背景軸としてきれいに存在することが古い記憶を簡単に引き寄せてくれます。あぁこの風景にこの記憶ありか、と。内容紹介はしません!
ただ手に取るべし!

銀の匙 Silver Spoon荒川弘

「鋼の錬金術師」が終わりその次に連載したのがこの「銀の匙」かと思うと驚きを禁じ得ません。
荒川弘先生巨匠過ぎます。ハガレンのハイファンタジーとは対照的に農業大学のリアルが丁寧に描かれております。
これを読んで一次産業の造詣が深くなったこと、農業大学に息子を入れてもいいなぁなんて思ったことは内緒です。舞台は北海道十勝。あぁ夏の北海道旅行行きたいー。

孤独のグルメ【新装版】久住昌之

ドラマから入った口のわたしです。
このマンガは言うまでもないですが、仕事に出かけた先で料理店に立ち寄り、食事をする様を綴る異色のグルメマンガです。
ただただ中年男性が食事を楽しむ姿と心理描写を中心に描き、食欲を刺激するためだけのストーリー。
旦那はいいよね、毎日こんな外食しているのかと思うとちょっと自分へのご褒美したくなります。いや、贅沢しちゃおう。孤高のわたしスイーツに出かけよう!

さんすくみ絹田村子

神社仏閣巡りが好きな人、御朱印集めしている人は必見かもです。
宗教法人の裏側というあまり語られない部分をマンガでわかりやすく描かれているのが好感が持てるポイント。なるほどそうなんだぁとまた無駄知識が貯まっていきます。
あと神主の息子、住職の息子、教会の息子と3人親友設定なのですが文化の違う宗教観の掛け合いも斬新です。年末年始は御朱印集めがしたくなること請け合いです。

花咲くいろはP.A.WORKS

アニメ発の同作品。とにかく絵がきれいです。
聖地でもある金沢湯涌温泉街がこれでもかというほど丁寧に描かれていて聖地巡礼して後悔はない。[願いを叶えるために自分で頑張る]の意味で作られた造語「ぼんぼる」って言葉が個人的に好き。
そしてこの「ぼんぼる」の発祥となった「ぼんぼり祭り」が金沢で実際に開催され人気過ぎて毎年開催されるようになったとのこと。マンガすげぇー。