胸キュン『ときめきトゥナイト』の池野恋先生の隠れた名作マンガ

懐かしい〜！ 小学校のころ読んでましたが、今読むとまた違った面白さがあります。
本作は、元気な女の子、夢見がちな女の子、モテモテの女の子、の仲良し三人組の恋を一話ごとに描いている作品です。恋に対するあこがれや嫌悪が少女らしくて、これぞ少女マンガ！ という感じです。
ドロドロとは無縁の少女の世界に浸りたい、という方にピッタリの一作です。

池野恋先生の短編集です。
表題作の『ifの額縁』が面白い！ 画廊で売っている絵は普通の絵ではありません。そこに映し出されるのは未来の自分の姿。訪れた人は誰しも、自分の新しい絵（未来）を手に入れるために奮闘し始めます。
こんな画廊なら行ってみたい！ 題作以外に、『ときめきトゥナイト』の番外編も収録されているので、お得な気分になります。

主人公は13才の平凡な少女、菜花。頭を打ったことをきっかけに、人の心が読めるようになります。
能力が身についたおかげで、これまで知ることのなかった、他人の孤独を知ることになり、菜花は成長していきます。ストーリーも面白いですが、なんといっても菜花が可愛いすぎです！ 可愛い主人公の話が読みたいという方には絶対コレです！

主人公は学校の音楽の先生。学園ものラブコメです。
池野恋先生ってこんな絵柄だっけ？ と困惑される方もいると思いますが、正真正銘の池野先生の作品です。ただ、かなり初期の作品で、なんと発売は1982年！
言葉遣いや服装に時代を感じますが、そこが味になっていてノスタルジックな気分に浸れます。池野先生のファンならおさえておきたい一冊です。

これ、びっくりなんですけど、あの作詞家、秋元康先生が原作を担当されているとのこと！
アイドルグループのプロデュースをしているだけあって、女の子をいかに可愛くみせるか、ということを分かってるな、と思いました。主人公りりかは小学4年生ながら、魔法少女として戦うことになります。
池野恋先生は珍しく魔法少女ものなんです。余談ですが、さすがに小学四年生なので、変身シーンは裸にはなりません。