最終学歴が通信制高校卒業という学歴カースト最下層の人生を歩む私ですが、実はスマホアプリの謎解きや脱出ゲームが大好き。私のように学力や知識がなくとも、ひらめき次第で解けるのが謎解きゲーム最大の魅力だと思うのです。
そんな私が本気で太鼓判を押す、最後まで展開が読めない頭脳派心理戦マンガをご紹介します。
365日、常にマンガを読むオタクの私。大絶賛の嵐が巻き起こっているのを見て、軽い気持ちで読んだこの作品。
結論から言いましょう。ここ数年の中で断トツにおもしろい!
ダーツ×心理戦という珍しいジャンルが新鮮だし、毎回ゲームの結末がまったく読めず、その世界観の中に引きこまれるんです。
絵のきれいさと、6巻完結と比較的短い作品であるため、男女問わず誰もが楽しんで読めます。
競馬、パチンコ、課金ゲーム等のギャンブルを趣味とする、典型的なダメ人間の私。
そんな私が心から尊敬するのが『嘘喰い』の主人公・斑目貘さん。彼は賭け金が億単位であっても顔色ひとつ変えずに勝負を楽しみ、その莫大な掛け金を「おお、ラッキー」くらいの軽い感覚でゲット。
私もいつかは貘さんのように軽く億単位のお金をかけられる真のギャンブラーに……えっ、預金残高が足りない?
ふと現実逃避に走ることってありますよね。 私も何かあると「RPGの世界で魔王退治に出かけたい」とか思っちゃいます。
この作品では、現実逃避をしていた主人公が本当に別世界に。生きるために次々とゲームをクリアするというもの。
読了後、思いました。魔王退治に出かけても、私のようなモブキャラは2秒で死んでしまう。退屈だけど平和な日々が続く今の人生が、何だかんだいって幸せなのだと。
中二病だった学生の私、進路希望調査で「スパイ」と記入し、先生から呼び出されたのは青春の1ページ(黒歴史)。
そんな私がスパイ養成所が舞台のこの作品を読んだら、考えが180度転換。スパイとして生きるつらさや葛藤。常に相手を疑わなければいけない状況は、精神状態にも大きな影響を与えます。
そして私は思ったのです。自分のような人間はスパイになれない。止めてくれた先生に心から感謝!