読み忘れはない？2017年に私が心をグラッと揺さぶられたマンガ5選

同人作家の成海は中学の同級生であるゲーオタ宏嵩と再会し、付き合うことに。
濃いぃオタクという設定なのに、宏嵩は普段クールでたまに積極的。そんな乙女のツボをバッチリ押さえたカレのキャラ作りが秀逸でずっとキュンキュンさせられっぱなしです！　好きなことがやれて素敵な男性に愛されて、成海が羨ましい。
マニアックなシーン満載ながらも、幸せいっぱいの日常が描かれているこのマンガに何度も気分をアゲてもらいました。

故郷・雨無村の役場に就職した主人公・銀一郎。そんな彼が周りのみんなと村おこしに奮闘するほのぼのコメディ。
田舎の良さが溢れるこの作品、とてもハマりました！　過疎や高齢化は農村の深刻な問題。だけど、登場人物たちは大好きな人たちや大好きな風景に囲まれて生きているんです。
そんな理想郷に住んでいる彼らを見て、生まれ育った土地への愛を思い出す作品です。さりげないハッピーエンドはほっこり度満点で余韻もバッチリ。

終戦翌年、予知能力を持つがその力を恐れられ、一族の当主となり幽閉された主人公・依子。
うっとりする絵柄に惹かれ、ジャケ買いで読んだ作品です。マンガ好きなら誰もが憧れる「特殊な力」。もし実際にあったら、下心ある人に利用され、人間不信になりそうです。そんな孤独を抱える依子に寄り添う戦災孤児・十三との純愛に本気で感涙！　
再開シーンは特に号泣。政治が絡む映画のような展開からも目が離せません。

ある日突然旦那様が殺人事件で命を落とし、そこから奮起する森園みるく先生の実話を基にしたエッセイマンガ。
愛する人がある日突然この世を去ったら……そんな不安は誰にでもあるでしょう。万一の時、故人の生きた証を何らかの形で残すことで自分が救われる、と教えられた衝撃的なマンガです。
オカルトネタも満載でその世界好きならクスリと笑えるポイントも。
故人の思い出に支えられ、前向きに暮らすためのバイブルです。

名門侯爵家の御曹司・烈に買われる形で嫁いだのに、惹かれていく伯爵家の令嬢・彩葉。俺サマ系ヒーローはイラっとくることも多いワタシ。
なのに、この華やかで美しい絵柄にバッチリハマる艶っぽい烈サマにはコロッとやられ、女性ホルモンをだいぶ刺激されました。こんな「相手に委ねる口説き文句」で追いかけたい女心に火をつける烈サマ。
少女マンガあるあるの身分違いの恋、なのに、リアルに女心を掴むトキメキポイント満載です！