今年コレだけは必読!2017年を語る上でハズせない最新マンガ5選

エンバンメイズ
百姓貴族
僕らはみんな河合荘

毎晩、酒を浴びるように飲みながらマンガを読む生活を送っていたら知らぬまに1年が終わりかけていました。どうも、典型的なダメ人間代表です。
今回、ここ1年以内に最新刊が発売されたマンガで特に印象に残っている5冊をご紹介します。

エンバンメイズ田中一行

マンガオタク兼ギャンブラーでもある私が今年1番ド肝を抜かれた作品。それがこの新感覚ギャンブルマンガ『エンバンメイズ』です。
というのもですね、この手のマンガって何となく先の展開が読めちゃうんです。しかし『エンバンメイズ』だけは一切先の展開が読めませんでした。
それどころか結末がわかると「その手があったか!」と思わず主人公に向かって拍手喝采。そんな良い意味で私たち読者を裏切ってくれる最高の作品です。

百姓貴族荒川弘

「お金を払っているから『いただきます』は言わなくていい」とふざけたことを抜かす大人がいたら、私は間違いなくこう言うだろう。「一度『百姓貴族』を読んでから出直してこいやああ!」と。……いやはや、いきなりお下品な言葉遣いをしてしまい申し訳ありません。
でも実際に農業に従事していた荒川弘先生が食料問題をわかりやすく、かつ、コミカルに描いた『百姓貴族』。読めば食に関する考え方は180度変わります。

僕らはみんな河合荘宮原るり

下宿先で暮らす人々を描いた『僕らはみんな河合荘』も今年で連載8年目……なのですが、ついについに! 読者が待ちに待った展開がやっと訪れた2017年! これを今年の1冊に入れずに何を入れるのか! ……という個人の主観で選ばせていただきました。
そして影の主役である、こじらせアラサー女子の麻弓さん。彼女の盛大な自虐のおかげで、同じく独身街道を突っ走る私も今年1年を何とか無事に生き延びることができました。

ビリオンドッグズ金城宗幸

ふたりの高校生が政治家やヤクザ相手に30億円を奪う! もうこの謳い文句だけでも十分ハラハラしちゃいますが、物語はそれ以上にドキドキ&ハラハラの連続!まさに“絶体絶命”という言葉がぴったりの手に汗握るシーン満載の作品です。
さあ、果たして主人公ふたりは次々に訪れるピンチをチャンスに変えることができるのか……。続きはぜひ、あなたの目で確かめてみてください!

ビリオンドッグズの画像

東京喰種トーキョーグール:re石田スイ

前作から合わせるとすでに5年以上も連載が続く『東京喰種トーキョーグール:re』。そんな長期連載作品がなぜ今年の1冊なのか! その理由はこの1年、読者の予想をことごとく裏切る、まさに空前絶後の神展開が盛りだくさんだったからです!
なにより本作品の見開き2ページはほとんどセリフがないにもかかわらず、キャラの感情や心境がひしひしと伝わってきます。この感動は決して他のマンガでは出会うことができません。