主人公(及び主要登場人物)たちの、自分にできることを力惜しまずに頑張っているひたむきな生き様から、たくさんの大切なことを教えて貰える、そんなマンガを紹介します^^
幼い頃に交通事故で家族を失い、父の友人である将棋の棋士に内弟子として引き取られ、15歳でプロ棋士になった少年が主人公。
内弟子として入った家でも居場所がなく、編入した高校でも孤立、孤独だった主人公がある家族との出会いをきっかけに少しずつ自分の安らげる場所を見つけていく。
家族との死別、いじめ問題、将棋の世界で戦い続けることの苦悩、などなど暗く重たいエピソードも多いが、それ以上に主人公を取り巻く登場人物たちとのエピソードが温かくコミカルに描かれていて、読むととても温かい気持ちになれる作品。
アニメと秋葉原をこよなく愛する二次元ヲタクの少年が、入学した高校で自転車レースの世界を知り、自転車競技部に入部することから始まる、自転車競技を題材にした王道のスポーツマンガ。
最下位からの逆転劇や、手に汗握る一進一退の攻防がとにかく熱く、一度読み出したら止まらなくなり、マンガの中に入り込んで登場人物たちと一緒に熱くなれるような作品。
根っからの体育会系の仲間たちの中に、一人だけ根っからのヲタクの主人公・・・という設定を生かしたギャグシーンも面白い。
小学生の頃にいじめを受けていた先天性聴覚障害を持つヒロインと、そのいじめの中心人物だった主人公。
いじめの度が過ぎ、学級裁判にかけられ、スクールカーストの下位に転落した主人公は逆にクラスメイトにいじめられる立場になり、自分がヒロインにしてきたことの罪の深さに気づいたが、その時はヒロインはすでに転校していた。
そんな二人が高校3年生の時に再会し、主人公が『自分が奪ってしまったヒロインの幸せな小学生時代』を取り戻す為に、自分の過去の罪やトラウマと向き合いながら奮闘する、というストーリー。
とても考えさせられる内容なので、子どもにも読ませたい作品。
作者の代表作【シティーハンター】の主人公・冴羽?と、不慮の事故で亡くなった冴羽?の最愛のパートナーの心臓を移植された元暗殺者の少女が親子として共に生きていく、シティーハンターのパラレルワールドが舞台の、家族愛がテーマのストーリー。
主人公やその仲間たちのエピソードはもちろん、シティーハンター(プロの始末屋)の依頼も家族愛がテーマで、一話一話、とにかく感動して泣けること間違いなし。
ハンカチを用意して自宅でじっくり読みたい作品。