【働く女子必見!】人生に効く!仕事と向き合う女性たちが魅力的なマンガランキング

働きマン
重版出来!
波よ聞いてくれ

女性も男性と同じくらい働くのが当たり前になった現代社会。
生きるために仕事をするのか、仕事をするために生きているのか、ガムシャラに働いていると自分が今どこにいて何を目標にしているのか唐突に見失うことってありません?
そんな時に女性たちに読んでほしい、面白くってじんわり人生に効いてくるマンガを紹介します。

働きマン安野モヨコ

バリバリ働く現代女性のバイブル!
週刊誌の女性編集者として生活や恋愛より仕事に情熱を注ぐ松方弘子(28)を主人公に、編集部内や取材先など様々な登場人物の働き方や葛藤を描いた話。
主人公は「あたしは仕事したなーって思って死にたい」という仕事に没頭するタイプなんですが、それでもトラブルが続いて限界が来た時にふと取材した原稿に目を落として「みんな同じように苦しんだり悩んだりしながら、打破してきてるんだ暗闇の中で一人いるように感じてたけど違う沢山の先人達も同じような時があって、それぞれ越えてきてるんだ」と、気づいてなんとか乗り越えるのが、たまらなく響きました。
読めばモチベーションが上がって自分も頑張ろうと思えますが、仕事をする上で「何の為にするのか」「誰のため」「自分の人生は間違っていないか」といった根本的な部分を自問自答するので、元気なときに読むのをオススメします!

重版出来!松田奈緒子

出版業界のみんなが幸せになれる魔法の言葉「重版出来!(じゅうはんしゅったい)」。
舞台は週刊マンガ誌の編集部。柔道一筋で元五輪代表候補だった主人公・黒沢心が、新人編集者として個性的な編集部の先輩たちや連載作家、新人マンガ家と体当たりで関わっていく中で、仕事の難しさや楽しさを知っていくという仕事人たちの熱意が詰まった胸が熱くなるお話。
そして、そのリアルさや辛さ、感動に、多くの業界関係者が共感しのたうちまわっていることでも有名です。
一冊のマンガを売るまでに関わる全ての人に一喜一憂のドラマがあり、新人・心の働く姿を通してその一人ひとりにスポットがあたっているんですが、そこに出てくる方々の言葉の確かさみたいなものがとにかくすごくて、うーとかあーとか唸りながら読んでしまうので、一度自分の仕事を見つめ直したい方に読んでいただきたい!

波よ聞いてくれ沙村広明

セリフのキレっぷりが半端ないラジオDJ駆け上がりマンガ!
失恋して酒に飲まれてクダ巻いてた札幌のスープカレー屋の店員があれよあれよという間にラジオパーソナリティに抜擢され周囲に翻弄されまくり生き様晒しまくりな話!
サスペンス的でハードボイルドな話の側面を持ちながら人は死なず、恋愛をしそうでなかなかしない、しかし着々とミナレの半径5メートル以内で起こるごく個人的重大事件は頻発し、ギャグのキレ味たっぷりアドリブ力抜群の切り返しを見せるもののみるみる泥沼にハマっていく様子がたまらなく面白い!
とにかく読ませるセリフ、1ページに最低1つは入るボケ、スピード感のある展開、いつか人生一発逆転劇を見せてくれるんじゃなかという勢いにめくるページが止まらない!
行き当たりばったりで仕事してもなんとか生きていけるんじゃない?と思わせてくれるマンガです。

健康で文化的な最低限度の生活柏木ハルコ

これが新卒公務員が直面する生活保護のリアル!
公務員になった主人公の義経えみるが、福祉事務所でケースワーカーとして生活保護に関わる仕事に就くことになり、生活に困窮した人たちと正面から向き合うことになる作品です。
生活保護というと、もらっている人に対してずるいとか不正受給のイメージだったり持ってる方が多いかもしれませんが、そうじゃない人が大多数だということが読むと分かります。
外側からはなかなか分からない生活保護の具体的な状況を新卒の主人公の目を通して貧困に真摯に向きあっていくので重いテーマにはなりますが、いつ自分が病気で仕事ができなくなって世話になるかもしれません。
綿密な取材を元に現場をリアルに描いた貴重なマンガなのでぜひ一度偏見を無くして読んでみてください。

匿名の彼女たち五十嵐健三

孤独のグルメの○○版と評判!
主人公は男性ですが、1話完結で語られるストーリーの中でスポットライトが当てられるのは女性。
そう、このマンガは体を売ることを仕事にしている「嬢」たちとの出会いを描いたドキュメンタリーフィクションなのです。
営業職の主人公が出張先で訪れる日本各地の女性の口から語られる言葉は、年齢や土地柄、生活臭など妙な生々しさに溢れています。
「嬢」という仕事に対する向き合い方も様々で、情事の合間に挟まれる表面的で薄い会話が、彼女らの背景をふわっと浮き上がらせます。
こういった世界の仕事を覗き見してみたい方はぜひ!