ホラー?それとも感動?読む人によってジャンルが変わる作品ランキング

辻占売
外科医 東盛玲の所見
死と彼女とぼく

「ホラーマンガは怖くて苦手」「感動モノはちょっとなぁ…」とジャンルで好き嫌いが分かれるあなたにピッタリ!
泣ける?笑える?感動する?読み終わったあとの感情が人それぞれ違う、そんなヒューマンホラー作品を集めました!

辻占売池田さとみ

街で易者(えきしゃ)を営む不思議な青年と行き交う人々に巻き起こる出来事がオムニバスで描かれています。
話ごとに「人ってやっぱりいいなぁ」と思えば「人って救われないな…」とも思ったり、感情の揺れ幅がハンパじゃないです。
独身・既婚・子持ち…読み手の状況によって同じ話でも感想が違ってくるんじゃないか?と思うほどいろんな感想が出る、本当に不思議な作品です。

外科医 東盛玲の所見池田さとみ

天才医師×物の怪って、どんな話だと思いますか?
ただの医療系マンガと侮ることなかれ!天才外科医・東盛玲シリーズがいくつかあるなかで、初代ともいえるこの作品はやっぱり外せません。
「恨み・妬み」「命の煌き・大切さ」「過去・未来・転生」まったく関係ないように思えるこれらがキレイに交わった時の爽快感は病み付きです。

死と彼女とぼく川口まどか

普通の人とは違うものが見えたり聞こえたりする生活ってどんなものだと思いますか?
死者を少しでも救いたいと願う高校生の男女が主人公の作品ですが、幽霊側の視点が多いのが特徴的。なぜ、死んでもなお人は人を恨むのか…霊感の有無とか関係なく楽しめるマンガです。
ホラー作品だと思い込んでこのマンガを読むと、ふと泣かせられるかもしれませんよ。

瑠璃宮夢幻古物店逢坂八代

もし、願いが叶うアイテムを手に入れたとしたら、それでも以前と何も変わらないあなたでいられますか?
この古物店は、すぐ調子に乗っちゃう人には不向きでしょう。なぜなら、この古物店で買った商品は使い方を少しでも間違えると天国が地獄に変わるから。
悪は滅びる、をバトルマンガ以外で表現するなら、こういう事なのかもしれません。

瑠璃宮夢幻古物店の画像

霊感少年の事件簿はざまもり

事件簿というキーワードが入る通り、霊媒師が謎を解くオムニバス作品です。
謎を解くといっても、あーだこーだ説教をするわけではなく、クールな美麗少年がビシッと決めて立ち去る…というスッキリ感があります。
ただ、どちらかというと救われない展開の内容も多いので、さわやかな朝よりは上司にムカついた日の夜とかに読むのがオススメです。