二人の絆が美しい「双子が主人公のマンガ」ベスト5

主人公はみかげとともみ。女子高生2人の見た目は似ているけれど、性格はまったく逆。なんとこの双子、二人一緒にいるとテレパシーとテレポートが使えるんです。
学校の交換、そこで出会う気になる男子、超能力がばれそうになるピンチ……。作品を面白くする要素てんこもり。双子にありがちな入れ替え、そこに超能力要素が加わってドキドキ倍増です！

イケメン双子の幼なじみ……シチュエーションが羨ましすぎる！ ヤンチャで男らしい兄・鷹、穏やかだけどちょっとあざとい弟・隼。正反対のイケメン双子に目移りしちゃいそう。
仲良し3人ですが、新しい出会いと同時にあれよあれよと複雑な関係に。爽やかに進む幼なじみラブの行方が気になるところ。双子はどちらも何を考えているのかよくわかりませんが、縁が大事なことは伝わってくるだけ、辛いものがあります……。

この作品に登場するのは男女の双子。性別は違えど、顔はそっくり！　そのウリ二つの顔を生かして、なんと互いの男子校/女子校を行き来することに。
「この二人がカップルになっていくのかな」と思っても、初めから恋の矢印がたくさん出ていて予測ができません！本当に、小林「兄妹」が可愛すぎて……。好きな人を一途に思う双子と周りを巻き込んでのドタバタコメディ、読んでいて心が温まること間違いなし。

双子の中でも、育った環境まで正反対の二人。かたや学校一のモテ男、こなた田舎育ちで友人もいない地味男子という星上兄弟。主人公・いさりが伝授するクラスでのポジション取りなど、かなりリアルな学園生活を覗き見できます。
アサダニッキ先生の描く主人公キャラは、立ち回りが上手い割に一生懸命な姿勢を崩さない頑張り屋さん。いさりもその例に漏れず、双子に振り回される様をみて思わず応援したくなる主人公と言えそうです。

「双子のように仲が良い」と言われるように、双子は絆の象徴。本物の双子か、仲の良い他人か、そもそも隔てることが間違っている場合もあるのです。
この作品では「半身」がキーワード。お互いを探し求めている存在です。
例えば上巻で描かれている、「半身」同然だった孤児の2人を待ち受ける皮肉な未来。読者の胸に突き刺さるものがあります。