犬や猫だけじゃない! 見ているだけで癒される珍しいペットマンガTOP5

うさギョロ!
ハリネズミといっしょ
すぴすぴ事情 ~白文鳥偏愛日記~

ペットと聞くと真っ先に頭に浮かぶのが犬と猫の王道ツートップ! とはいえ昨今はさまざまな種類のペットが登場し、ネットで話題となることもしばしば。そんな珍しいペットとの生活を描いたエッセイマンガを今回はご紹介したいと思います。読めば癒されること間違いなし!

うさギョロ!まめもやし

ペットオタクである私が「ウサギを飼っている」という事実を話すと、8割くらいの確率で「ウサギとか小学校のウサギ小屋でしか見たことないわ!」という冷たい反応を受けます。でもね、みなさんが知らないだけで本当にウサギのかわいさはプライスレス! いくら見ていても飽きないどころか、言葉にできないほどの癒しをもらえるのです!
『うさギョロ!』の作者であり、ウサギの飼い主でもある、まめもやし先生も、そんなウサギを溺愛する“ウサギラバー”のひとり。本作を読めばウサギのかわいさを知ることができるのはもちろん、ウサギ飼いならではのあるある話に、思わず共感すること間違いなしです!

ハリネズミといっしょとぽすけ

昨今ではペットとして飼われる方も増えてきた「ハリネズミ」。とはいえ犬や猫に比べるとまだまだメジャーではないため、謎に包まれている部分もたくさん。実際、私も以前までは「背中にハリがあるけど抱っこできるの?」「そもそもハリネズミって懐くの?」という疑問の数々を抱いていました。
しかし、この『ハリネズミといっしょ』を読むことで、それらの疑問はすべて解決されたのです。なにより、私たちが想像している以上に愛らしいハリネズミの存在。このかわいさのためなら、大嫌いな虫(ハリネズミの大好物)だっていくらでも食べさせてあげられちゃう! という作者のとぽすけ先生の気持ちもわかる気がします。

すぴすぴ事情 ~白文鳥偏愛日記~立花晶

作者の立花晶先生が「これは“マニアック鳥変態コミック”です」とおっしゃる通り、終始、白文鳥のすぴちゃんに対する愛情が満載の作品。本作では文鳥の生態や飼い方が詳しく説明されていると同時に、ペットを飼う女性の母性についてもリアルに描かれています。
私たちは普段、ペットに対して口では「いい子だね〜」とクールな態度をとります。しかしその頃の脳内では「え、待って。うちの子天才すぎない? 何でこんなカワイイの? カワイイの天才だわ」と全力で我が子を褒め称えているのです。
きっとペットを飼う女性であれば誰もが共感すること間違いなし。そんな親バカ(?)あるあるが満載の作品となっています。

金魚に首ったけ成見香穂

金魚というと真っ先に思い浮かぶのが、夏祭りでの金魚すくい。それほど物心ついた頃から、誰しもの身近にいる生き物であるため、ペットとして飼うという感覚はあまりないかもしれません。
しかし、『金魚に首ったけ』を読めば、これまで私たちが抱いていた金魚に対するイメージが180度変わります! 特に金魚もコミュニケーションをとり、人間に対して行動で気持ちを伝えてくれるという事実。小さな体で精一杯、私たち人間に何かを伝えようとする金魚……。もうその姿を想像しただけで鼻血が出そうになります。
何より広い水槽の中で自由に泳ぎ回る金魚たちの姿は、言葉では言い表せないほどの癒しを私たちに与えてくれるでしょう。

カラス飼っちゃいました犬養ヒロ

はじめに申しておきますと、カラスを含めた野生動物はペットとして飼うことはできません。しかし、都道府県によっては傷ついたカラスを“傷病鳥獣”として保護することが可能なのだそう。この『カラス飼っちゃいました』は作者の犬養ヒロ先生がひょんなことから傷ついたカラスのかぁ子りんを保護し、家族の一員として飼い始めた実話マンガ。
一般的に人間から忌み嫌われるカラス。実際、犬養先生も「カラスだけは拾うな!」とおっしゃる通り、ペットとして飼いならすことは困難な動物です。
しかし利口なカラスならではの仕草やかわいさ。そして普通であれば経験することのない生活。読むとカラスに対するイメージが変わるかもしれません。