レビュー記事
- このマンガを詳しく見る貧乏。働かない夫。ご飯を作ってはちゃぶ台返しされる。一見、不幸中の不幸、底辺中の底辺の夫婦、イサオと幸江。こんな夫婦の日常が淡々と描かれます。
イサオは仕事もせず、幸江にお金を無心するろくでもない夫です。なのに…なんででしょうか。この夫婦が幸せだっていうことが、読み進めるにつれてひしひしと伝わってきます。幸せの形は人それぞれ、そう実感できるマンガです。 - このマンガを詳しく見る作者の荒川先生は、漫画家になる前、7年間北海道で農家をしていて、ご両親とも北海道の開拓農民の血筋という生粋の農家家系。芋もキャベツも大根もお金を出して買ったことがなく、冷蔵庫には100%国産の牛肉が常時備蓄されているという豊かな食生活…まさに貴族!そんな百姓ライフにせまった本作。
農家の方ってすごい!と尊敬の念を新たにすること間違いなし! - このマンガを詳しく見るサブカル女子集合!ここまでリアルに痛々しいサブカル女子を描いたマンガがこれまであったでしょうか?
主人公の林田は単館系映画やアートが好きなザ・サブカル女。そんな彼女には、サブカルインテリオジサンが体目当てに近づいてきたりして…。痛々しくもリアルなサブカル女子の生態を知るにはうってつけの一冊です。 - このマンガを詳しく見る死刑を宣告されていた殺人犯が、ある実験に参加することを条件に、外の世界でもう一度やり直すチャンスを得る話です。
この作品の中で鍵となるのが、盲目の少女、ゆめ。他の人々は主人公が冷酷な殺人犯だからと恐れて近づかないのですが、ゆめは目が見えないために恐れずに主人公と交流していきます。私達は目に見えるものに惑わされすぎているのかも、そう感じさせられる一作です。 - このマンガを詳しく見るとある私立の男子校の図書館の奥にひそかに存在する「投資部」。高校生たちが扱う金額は数百億で、学校の運転資金を稼ぎ出すために、日々投資を行っているのです。
投資のハウツー本にもなっているので「投資にちょっと興味があるけど、怖い」という方の参考にもなるマンガです。お金って、労働だけで稼ぐものじゃないんだ…と価値観を揺さぶられるマンガです。
こじらせ恋愛難民Ryoko
38歳 | 読書のお時間ですスタッフ
同じ彼氏と半年続いたら「Ryokoにしたらめっちゃ続いてるやん」と言われる京女。
「王子様は現実にはいない」と先日やっと気付いたので、イケメンは主にマンガで補ってます。現実逃避のために読んでるマンガにリアルに励まされてます。このままでいいんでしょうか?
「王子様は現実にはいない」と先日やっと気付いたので、イケメンは主にマンガで補ってます。現実逃避のために読んでるマンガにリアルに励まされてます。このままでいいんでしょうか?