将来のママへ贈る！今からでも読みたい面白育児マンガランキング

タラレバでお馴染みの東村アキコ先生が実体験を綴る『男の子育児バイブル』とも呼び声高い本作。何もかもが初めての育児に、毎日テンパりまくりだけど、根つめ過ぎずネタにして育児を楽しもう！という姿勢で、まだ産んだ事のない私でも怯えずに読む事が出来ました。なにより息子である・ごっちゃんのリアクションが斜め上すぎて、愛さずにはいられない!!!
　なんだかニヤニヤ読んでしまう不思議なマンガです。

おトイレもお風呂もお着替えも今日が終われば、次の朝が始まる…。４歳の柊太くんと1歳の京香ちゃんとのしっちゃかめっちゃかな毎日は壮絶！ごはん3回、離乳食は別献立。洗濯・お掃除と怒涛のルーチン。えっと、書いてるだけでちょっと萎えてくるんですが、ママってみんなこんな感じなんでしょうか!？巻を進むにつれ子供たちの成長や新しい家族の誕生に多少は癒される事もあるけど…って子育てってこれがリアルなんですかね？
覚悟、大事ですね…。

おかんネタって、みんなひとつは鉄板ネタありませんか？大学を出て、彼氏が出来て、社会人になってやっと気付く、あのときオカンが言ってたのは、「自分を大事にしなさい」ってことなんだなって。息子のタケシを見て、共感よりも「しっかりなよ」って感じられるときが来るのかもしれません。そのときは私も子供にぎゃあぎゃあ言っちゃうのかな。
自分にとっての母親像を見返させてくれるマンガです。

もちろん出産は良い事ばかりではないし、医学が進んであまり聞かなくなりましたが、昔の人にとって出産は『命を落としてしまう位リスクのある行為』であることがリアルにわかるマンガ。産婦人科で働く看護学生が病院での出来事を綴るストーリー。妊産婦の事だけではないエピソードも多く、少々凹む内容もありますが、女性としては知っておきたいお話がたくさん盛り込まれています。

パリ在住の作家さんによる育児と生活をを綴った作品。フランスで子育てなんてかっこいいなーなんて思ったんですが、思ったより生活ぶりが面白い！ 1歳の女の子のママさんなんですが、叱ったら首をかしげてまるでフランス女みたいなしぐさをした…とか、言い草もエピソードもなんかいちいち可愛いんですよね。
これもパリ？これがパリ？なんとなく憧れのパリがそんなに遠いものではないことと、子育てって実はそれだけに集中しない事がコツなのかもって思える作品でした。