応援したくなる、頑張っている、共感する!主人公が魅力的なマンガランキング

カズン
午前3時の無法地帯
宇宙を駆けるよだか

マンガにおいて主人公とは、そりゃ魅力的かつ大切な存在ですよね。 今回はその中でも個人的に愛さずにはいられない魅力的過ぎる主人公が出てくるマンガをご紹介いたします。みなさんも、是非チェックしてみてくださいね。

カズンいくえみ綾

つぼみ(ぼんちゃん)は、容姿はぽっちゃり…、実は…メガネをとったらキレイな主人公になんて展開ではありません。ホント身近にいるような存在で、ミラクルなんてない彼女に必要だったのはエステにヘアサロン、そしてダイエット!!やっとのことでキレイになるんだけど…でもそんなに現実はやさしくはない。やけ食い、リバウンドがぼんちゃんを苦しめます。悩んで、でも負けずに努力をする女のコ。
応援したくなるのは自分を重ねて見ているからなのかもしれません。

午前3時の無法地帯ねむようこ

デザイナーになるため就職したら、昼夜を問わないブラック企業に勤めてしまった主人公のももこ。徹夜続きに個性的な社員、気づけば彼氏にも浮気され、私も辞めてやるーとどん底に落ちたと思ったら、新たな出会いが…なんて、働く女子は共感しまくりの仕事と恋模様。なんだか、もがいて答えを出すももこの姿に触発されて、なんだか頑張ろう!って思える作品です。

午前3時の無法地帯の画像

宇宙を駆けるよだか川端志季

かわいくて性格も良い主人公・あゆみと同じクラスで目立たず醜い容姿の然子とあることが原因で体が入れ替わるというストーリー。外見がどんなに変わっても、変わらないあゆみの強さというか、まっすぐさというか、可愛いのに好感持てる珍しいタイプですよね。ストーリーは重厚感あって、普通の少女マンガっぽくない意外性もあるので、個人的には非常に楽しめた作品でした!

ヘルタースケルター岡崎京子

オリジナルは、骨と目ん玉と爪、髪、耳、性器、あとは全て作り物で芸能界のトップに君臨するりりこ。芸能界を始め、流行の移り変わりの早さに呼応した演出で、転落へ向けてどう壊れていくのかが描かれています。はっきりいって『狂気』を感じる作品なのですが、りりこの美しさや自分がNO.1である事への切実な思いとか絶望とか、感情表現が激情型過ぎて、リアルで近くにいたら確実に関わらないですが、応援したくなってしまう。。女の醜さと狂気が怖いくらいに表現されたマンガだと思います。

脂肪と言う名の服を着て[完全版]安野モヨコ

太っているのは、カラダではなく心なのかも知れない…ただ脂肪を落とせば、自分に自信が持てるわけでは無いことや、ホントに求めてる幸せってなんなんだっけ?って、自尊心や自己愛について、ものすごい勢いで突き付けられる作品です。心もカラダもありのままで愛されたいんだよーーー!!!ってそれが一番求めている幸せなんだけど、それが一番難しいって思ってしまう。
自分を安売りしないために何度も繰り返し読みたい1冊です。