闇が深いのに目が離せない! 「復讐」がテーマで爽快感があるマンガTOP5

オーダーメイド
累
復讐の未亡人

【復讐】と聞くと、とっても重い印象を受けるテーマですが、マンガで描かれるとその描写には心地いいまでの爽快感がありますよね。今回はそんな【復讐】がテーマなのに、爽快感があって、切れ味よく読めてしまう作品をご紹介します。

オーダーメイド高橋一仁

とあるアダルトショップにある1本500万円と書かれたAV。それは、名前を伝えると本物そっくりな人が登場するAVをオーダーメイド出来るというサービス。ベースは男性側の女性への復讐心や執着心からAVをオーダーするんですが、本物だと勘違いした男性たちの、その後の転落ぶりがかなりえげつない!
 前編後編でAVを観る側と製作側のストーリーが描かれるのが新しくて、非常に面白く読めるんですが、製作サイドのストーリー…闇が深すぎます…

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松浦だるま

2018年に映画化される事でも話題の本作。醜悪な容姿を持って産まれた累(かさね)は、亡き母から受け継いだ口紅を塗って、口づけをすると顔が入れ替わることが出来る。エピソードの1つ1つがが結構重くて、実際に受けた辱めに対しての復讐もあれば、自身のぬぐえない劣等感によるものであったりもして、爽快感もありつつ、それだけではない自分の中の変身願望みたいなものを煽られる作品です。

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復讐の未亡人黒澤R

夫を追い詰め、自殺に追いやった者たちに復讐を遂げるために、とあるIT企業に勤務する有能な派遣エンジニア・鈴木密。かかわった人間を一人ひとり用意周到に復讐していく様は女の冷徹さと執念、そして女特有の狂気が入り混じって、鮮やかでかつお見事と言わずにはいられない!
けっこうなエグさなのにスカッとしてしまう絶妙な爽快感?!……怖いんですけどね。

善悪の屑渡邊ダイスケ

こんなにもえぐいのに、こんなにも残酷なのに、なんでこんなに爽快なのか……。読んだ人の多くがこの感想を持つであろう、復讐劇のKING OF KINGと言っていい本作。復讐って死ねばいいわけではないんですよね。そんな依頼人の気持ちを昇華させる優しさが見えたかと思えば、自身の罪の判断で殺しちゃうという、はっきり言って鬼畜なんですけど、なんか闇の深さが依頼人と同じだけ深くて妙に共鳴してる。
続編の「外道の歌」と併せて読了して欲しい一度足を踏み入れたら病み付きになってしまうマンガです。

トモグイ?人間狩り?金沢伸明

神城高校2年A組の生徒が計画していた担任・高尾七海への復讐。しかし、七海への恨み事が書かれた遺書を遺して自殺未遂をするはずだった宮田が、死体で発見される所から物語は展開していく。世界観がホントに狂気で、何がホントかも信じられなくなって、どんどん闇にはまっていく感覚が心底怖い。
裏で全てをあやつっている人間はいったい誰なのか…急展開のストーリーに抜け出せなくなります!