他人事じゃない!?女子ならちゃんと考えたい貧困と命についての話 5選

コウノドリ
健康で文化的な最低限度の生活
フルーツバスケット

女性や子どもの貧困が、ニュースに取り上げられる機会が増えています。一人ひとりが、自分の責任でやりたいことを追い求めていい時代だからこそ考えたい、かけがえのない「命」について学べるマンガはいかがでしょう。

コウノドリ鈴ノ木ユウ

これまでの医療モノって、だいたいが“影”のある話だったと思います。そんななか、「コウノドリ」が従来の医療モノと違うのは、理想主義ではなく、医療従事者としていかに最大の仕事をするか?ということに焦点が当たっているところ。
一人ひとりの力は微々たるものかもしれないけど現場ではこんな取り組みをしている人もいる、という今を生きるお医者さんのリアルを感じられるところが面白い作品です。

コウノドリの画像

健康で文化的な最低限度の生活柏木ハルコ

生活保護の現場を、温かくそしてリアルに描く本作。でも正直なところ、第1話は、主人公義経えみるのダメっぷりに、読んでいるこっちが絶望します。でも、それは間違いでした!
2話以降、彼女は次第に自分の判断で、公務員としてしなくてはならないことを考え、例え同僚に反対されたとしても、正しいと思ったらきちんとやり通す。そんな強い意志を持つようになります。生きるってなんだろう、生活するってなんだろう、”健康で文化的な最低限度の生活”を、公務員の目線から見るマンガは、いろんなことを考えさせられる、続きが気になる作品のひとつです。

健康で文化的な最低限度の生活の画像

フルーツバスケット高屋奈月

何年も前の作品ですが、あらためて読み返してみると、気軽に読める少女マンガにも関わらず、格差社会とは?家族とは?正義とは?そういったことが根本から考え抜かれたマンガです。
主人公の透は、ビンボーテント暮らしだったのに、家事スキルを買われ草摩家に住み込むことに。でも草摩家には不思議な呪いがあり……という、一見ファンタシーなお話。でも裏側には、格差社会が描かれ、そして隣にほっと一息つける人がいる幸せが描かれています。

上京ものがたり西原理恵子

1人の女性が、これだけの光と闇の人生を生きていたこと、そしてその半生を自らの手でマンガで描き切ったことに、単純に興味が湧いて読んだコミックエッセイ。上京してスナックで働いているさなかにも、友達のいない少女時代の思い出がよみがえってくるなど、暗い話でも読者の共感を呼ぶ仕掛けも満載。少ないページ数でも非常に読み応えのある内容です。

透明なゆりかご沖田×華

このマンガを初めて読む人は、こんなにシンプルな絵柄でここまで複雑な内容の話が書いてあるとは、夢にも思わないかもしれません。
本作は、作者本人が産婦人科の見習い看護師として勤務中に見た記憶をもとに描いたノンフィクション。リアルなだけでなく、ショックな話もたくさん載っています。でも独特な切り口で、病院で出会った女性達が1人の女から母親になる瞬間について、愛を持って語られているため、母親と子ども、親子について考えさせられます。

透明なゆりかごの画像