胸が熱くなる!少年サンデーの名作ランキング

MAJOR
MAJOR 2nd(メジャーセカンド)
め組の大吾

挑戦、挫折、葛藤、愛、真剣・・・
人の熱い想いなくして名言は生まれません。
「あーー最近なんかつまんないな・・・」と思う人にこそオススメしたい名言が詰まった名作マンガを紹介します。

MAJOR満田拓也

主人公・茂野吾郎の野球人生を描いたMAJOR。
常に挑戦し続ける吾郎が放つ熱い名言も心打たれますが、脇役キャラもいいんです。
子供の頃からオレ様キャラで傍若無人な態度の吾郎は周りの大人たちに何度も叱られます。
そしてチームの大切さ、仲間を思いやること、そして野球の楽しさを学んで成長していくのです。

MAJOR 2nd(メジャーセカンド)満田拓也


先に紹介したMAJORの続編です。
主人公は茂野吾郎の息子・大吾。
偉大な父の才能を受け継ぎリトルリーグから無双状態・・・と思いきや、周囲や自身がイメージするほどの実力は大吾にはありませんでした。

周囲の落胆や嘲笑を受けた大吾は野球をやめてしまいますが、そんな中で出会ったのは同じ野球選手の息子、佐藤光。

野球初心者だった光でしたが、大吾と違い父親から才能を受け継いでおり、ぎこちないながらも目をみはるプレーを連発します。

父から才能を受け継がなかったが本当は野球が大好きな大吾と、同じく野球選手の息子で才能を受け継いでいるくせに野球を好きじゃない光。
そんな光を妬んで卑屈になった大吾に光が言い放ったセリフ。
この言葉をきっかけに大吾と光は友達となります。

MAJORでは、吾郎の挑戦を熱く読めましたが、この2ndではひたむきに努力する大吾をまさに父親のような気持ちで応援しながら読んでしまいます。

め組の大吾曽田正人

山田孝之さん主演でドラマ化もされた、伝説的レスキューマンガです!
新人消防官の主人公・大吾は火災現場に出場するうちに、人を救う才能を開花させていき、「消防士としてのルール」を逸脱したミラクルレスキューを連発します。
規律を重んじる組織の中で、その才能からくる常人には理解不能なスタンドプレーは疎まれますが大吾自身は「間違ったことはしていない、だって人は死んでいないんだ」と、自分の行動に誇りを持って人を救い続けます。
そしてその才能が極限まで達し、世界的なレスキュー隊員となった大吾が抱く葛藤・・・。
自分の才能が人に必要とされる時、それは人に悲劇が起こっている時。
レスキュー隊員である限り、一生この葛藤と向き合うことになる大吾が出す結論とは・・・?

からくりサーカス藤田和日郎

もう多くは語りません。
とにかくここまで読んでほしい。
フランシーヌがどれほど銀を愛し、どんな思いでこの決断をしたのか。
炎に包まれていく中、どうしてこの表情ができるのか・・・。

思い出すだけで今でも涙が出てくるシーンです。

銀の匙 Silver Spoon荒川弘

都心に住む私からしたら、単純に農業学校という舞台がまず面白いんですが、農家の後継として学校に来ている生徒と、サラリーマンの息子で進学校からやってきた主人公・八軒との視点の違いもこのマンガの見どころです。

他の生徒からしてみれば、八軒の言っていることは子供の頃に通過したような幼稚なセリフに聞こえているでしょう。
それでも真剣に、純粋に農業に取り組む八軒に、周囲も次第に感化されていきます。

みんなであーだこーだ言いながらつくり育てたお肉や野菜やチーズ!これを北海道の広い台地の上で食べられるなんて・・・!北海道に行きたくなっちゃいますよね。