レビュー記事

やだ、かわいい。不良なのにおちゃめな主人公が魅力のヤンキーマンガ

  • 蟻の王
  • ろくでなしBLUES
  • ヤンキー塾へ行く
  • 頂き!成り上がり飯
  • デメキン
ヤンキーマンガとだけ聞くと、暴力シーンの多さから苦手意識を持つ女性も多いはず。
しかし中には主人公が不良なのにおちゃめで可愛い作品も存在するのです。
今回はそんな女性でも読みやすいヤンキーマンガをご紹介。
  • 蟻の王
    日本を牛耳る財閥VS田舎の最強ヤンキー・亜久里の戦いを描く本作品。過激な描写も多々あるのですが、それ以上に魅力的なのが、喧嘩最強のヤンキーでありながら、おちゃめな一面を持つ亜久里のギャップ。
    もう、泳げないから水に入りたくないとか、モテそうなルックスであるのに恋愛経験は皆無であるとか、そのギャップが可愛いすぎるのです。
    そんな笑いあり、バトルあり、名言あり。一度読むとやみつきになる、ヤンキーマンガです。
    蟻の王
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  • 言わずと知れたヤンキーマンガの金字塔。四天王戦を始めとした王道バトルシーンもとにかくカッコいいのですが、それ以外にも友情、恋愛、ギャグなどが盛りだくさんであるため、まさに女性が読んでも楽しめる男の青春です。
    なにより主人公である前田君がカッコ良すぎる。喧嘩最強でありながら、仲間や信念を守るときにしか戦わない。そんな男気ある彼の姿からは「本当に強い男とは何か」ということを改めて教えてもらえます。
    ろくでなしBLUES
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  • 一般的にヤンキーマンガの主人公と言えば、「学校や勉強よりも喧嘩主義」が王道。しかし、本作品の碇石君は違います。周囲から恐れられるほどのヤンキーであるにもかかわらず、放課後は塾通いの日々を送る、まさかの秀才キャラ。
    そして内申のために何度も不良の道から足を洗おうとはするものの、仲間がピンチとなれば見捨てることができずに駆けつける。そんな勉強にも友情にも常に真剣な碇石君の姿にしびれさせられる一冊です。
    ヤンキー塾へ行く
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  • 「喧嘩の強い奴が学校で頭を張れる」というのが、通常のヤンキーマンガにおける物語のセオリー。しかし本作品の主人公であるケニーは、入学早々、あっさりと喧嘩で負けてしまいます。
    そこで彼は考えました。「喧嘩がダメなら得意の料理で不良たちの胃袋をつかんで成り上がろう」と。
    そんな意外すぎる斬新設定ではあるものの、本当に手料理だけで次々と仲間を増やしていくケリーを見ていると、心から彼のことを応援したくなります。
    頂き!成り上がり飯
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  • デメキン

    1〜5巻を読む

    バッドボーイズ・佐田さんの自伝小説をマンガ化した本作品。いじめられっ子だった佐田さんが暴走族の総長になるまでの半生を描いた作品なのですが、喧嘩以外にもギャグあり、恋愛あり。
    そしてときには、こちらまで心を締めつけられてしまう切ない展開ありの一冊。
    熱くなるヤンキーマンガは星の数ほどあれども、ノンフィクションならではのリアリティある熱さを見せてくれるのは、おそらくこの『デメキン』だけではないでしょうか。
    デメキン
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自堕落な生活とくだらない笑いを追い求める関西ライターLISA
34歳 | スペシャリスト
フリーライター/コラムニスト。
高校時代は青春のすべてをギャルサーにささげてきた元・ガングロギャルだが、中身は生粋の漫画&ゲームオタク。
少年・青年漫画を中心にメジャーからマイナーまでジャンルを問わずに何でも読む雑食系。でも王道ジャンプだけはやっぱり別格だと思っています。

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