ヤンキーマンガとだけ聞くと、暴力シーンの多さから苦手意識を持つ女性も多いはず。
しかし中には主人公が不良なのにおちゃめで可愛い作品も存在するのです。今回はそんな女性でも読みやすいヤンキーマンガをご紹介。
日本を牛耳る財閥VS田舎の最強ヤンキー・亜久里の戦いを描く本作品。過激な描写も多々あるのですが、それ以上に魅力的なのが、喧嘩最強のヤンキーでありながら、おちゃめな一面を持つ亜久里のギャップ。
もう、泳げないから水に入りたくないとか、モテそうなルックスであるのに恋愛経験は皆無であるとか、そのギャップが可愛いすぎるのです。
そんな笑いあり、バトルあり、名言あり。一度読むとやみつきになる、ヤンキーマンガです。
言わずと知れたヤンキーマンガの金字塔。四天王戦を始めとした王道バトルシーンもとにかくカッコいいのですが、それ以外にも友情、恋愛、ギャグなどが盛りだくさんであるため、まさに女性が読んでも楽しめる男の青春です。
なにより主人公である前田君がカッコ良すぎる。喧嘩最強でありながら、仲間や信念を守るときにしか戦わない。そんな男気ある彼の姿からは「本当に強い男とは何か」ということを改めて教えてもらえます。
一般的にヤンキーマンガの主人公と言えば、「学校や勉強よりも喧嘩主義」が王道。しかし、本作品の碇石君は違います。周囲から恐れられるほどのヤンキーであるにもかかわらず、放課後は塾通いの日々を送る、まさかの秀才キャラ。
そして内申のために何度も不良の道から足を洗おうとはするものの、仲間がピンチとなれば見捨てることができずに駆けつける。そんな勉強にも友情にも常に真剣な碇石君の姿にしびれさせられる一冊です。
「喧嘩の強い奴が学校で頭を張れる」というのが、通常のヤンキーマンガにおける物語のセオリー。しかし本作品の主人公であるケニーは、入学早々、あっさりと喧嘩で負けてしまいます。
そこで彼は考えました。「喧嘩がダメなら得意の料理で不良たちの胃袋をつかんで成り上がろう」と。
そんな意外すぎる斬新設定ではあるものの、本当に手料理だけで次々と仲間を増やしていくケリーを見ていると、心から彼のことを応援したくなります。