かっこいい外国人男子に胸キュンできるＢＬマンガが熱い！

ブロンドで色気の塊のようなアダムと、黒髪ひげ面で堅物のジョエル。正反対のルックスと性格の二人が、お互いに惹かれ合いながらも気持ちを素直に伝えられない様子に萌えます。
特にジョエルの怯えたときの可愛さは一級品です。異国情緒たっぷりで、衣装にフリルやリボンがふんだんに使われていて華やかなところも◎。美しい世界観に酔える作品です。

外国人の恋愛の障害といえば文化の違いや言葉の壁ですよね。本作で出てくる留学生のカルタカは日本とは全く違った文化をもったルター族の出身であり、日本語はおろか英語すら話せません。
なんといっても本作の見どころは、カルタカのかっこよさ！褐色の肌に筋肉質の体型、彫の深い顔立ち…完璧です。
美しく筋肉隆々のカルタカが、片言で必死にコミュニケ—ションを図ろうとする様もカワイイ！言葉の壁がむしろメリットに感じられるほどです。

ミステリアスな雰囲気の朝彦と、美形ハーフのミーチャのお互いへの執着や愛情が描かれています。
人を好きになったり、誰かと支え合っていくことは自然なことですが、何事も過剰になると危うさをはらみがちです。二人は一見ラブラブで幸せそうなのですが、次第にお互いを必要以上に縛り付けていってしまいます。
相手に依存するまでのめり込まなくては救われない、二人のやり切れない思いが伝わってきて切なくなる一作です。

異国の王子様アルドに見初められた、40代フリーター男子・しのぶが主人公。
本作の革新的なところは、男同士バージョンのプリティーウーマン、とでもいうべき、「一方の男性がもう一方の男性を磨き上げる」シーンが多数でてくるところ。アルドが豪華な朝食を用意したり、高価な服を買い与えたりすることで、しのぶは新しい世界を知っていきます。同様に、恐竜マニアのしのぶは、しのぶの生きる世界のことをアルドに教えます。文化や価値観が異なるがゆえのすれ違いにヤキモキしながらも、二人の恋路を見守るたくなる一作です。

主人公は警備員のアルバイトをしている世木一斗。貴族の末裔で大きな会社の社長であるラナルド・フィッツヒューから猛アタックを受け、戸惑いながらも関係を深めていく様が描かれています。
この作品で私が好きなところは、ずばり、一斗の大和撫子的恋愛観です。一斗には、好意がある男性であっても、本当に信頼するまでは体の関係は持たない、という貞操観念があります。
それに、好きになったらとことん一途なんです。外見はクールだけれど、中身はとっても乙女なところが最高に可愛いんです！